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2004 Fiscal Year Annual Research Report

エナメル芽細胞の分化におけるshh遺伝子の役割

Research Project

Project/Area Number 15591927
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

河野 芳朗  新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (60303129)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 前田 健康  新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (40183941)
網塚 憲生  新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (30242431)
井上 佳世子 (野澤 佳世子)  新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (90303130)
KeywordsShh / 発生 / 免疫組織化学 / ENaC / HSP90 / 切歯 / 形態学 / 遺伝子発現
Research Abstract

アミロライド感受性上皮ナトリウムチャンネルはα、β、γの3つのサブユニットからなるアピカルメンブレンタンパクで、セルボリュームやメカノトランスダクションに関与していることが知られている。これらのサブユニットは腎臓の集合管や、大腸上皮に均等に共発現している。そこで、我々は、ラット切歯の3つのステージ毎の、歯性上皮での発現をmRNAレベルで検索した。RT-PCRによる分析では、前期成熟期、後期成熟期、基質分泌期のエナメル器、に3つのサブユニットの発現がみられた。さらに、インサイチューハイブリダイセイションと免疫組織学的検索により、ラット切歯エナメル芽細胞層に特異的な発現がみられた。
熱ショックタンパクはストレス状態のみならず生理的状態においても、シャペロンとして発現している。Hsp90は正常状態において多くのトランスデゥーサーや、細胞周期、発生調節因子の経路において作用すると考えられている。我々は、ラット切歯を免疫組織学的手法により、Hsp90が歯性上皮に広く発現し、また、中間層細胞に強く発現していることを示した。さらに、新しく形成された象牙質上のセメント芽細胞にも、発現がみられた。
ソニックヘッジホッグは哺乳類ヘッジホッグファミリーの1つで、胎生発生や、器官発生に重要な役割をしている。Shhは、その拡散する範囲内に存在する細胞の行動や運命に影響を与える。そこで、我々は、ラット切歯におけるShhタンパクの局在を免疫組織学的に検索した。強いShh免疫陽性反応が重層化した中間層細胞と、そのすぐ下層の内エナメル上皮に観察された。またその免疫陽性反応は、エナメル芽細胞が分化するにつれて減弱した。さらに、Shh免疫反応は、内エナメル上皮下層から間葉に向かって段階的に局在していた。

  • Research Products

    (1 results)

All 2005

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] Characterristic distribution of immunoreaction for estrogen receptor alpha(ERα) in rat ameloblasts2005

    • Author(s)
      Ferrer, V-L et al.
    • Journal Title

      Anatomical Record Part(A) (印刷中)

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2015-01-20  

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