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2003 Fiscal Year Annual Research Report

下顎突起の中胚葉分化における転写因子制御機構

Research Project

Project/Area Number 15591940
Research InstitutionKagoshima University

Principal Investigator

仙波 伊知郎  鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (60145505)

Keywordsマウス / 下顎突起 / 中胚葉 / 転写因子 / Msx2 / Sox9 / 器官培養 / WMISH
Research Abstract

本研究の目的はマウス胎児下顎突起における中胚葉(骨、軟骨、歯牙中胚葉など)の分化に関連する転写因子の発現制御機構の解明であり、その為に、ユニークな器官培養系を確立し、mRNAレベルでの遺伝子発現プロファイルの検索によって、それらの相互関係を明らかにする。本年度は本研究の根幹となる胎児下顎突起の器官培養系の確立のため、培養機器の整備、培養条件の検討を行った。また、遺伝子の発現を器官の構造を保ったまま3次元的に確認するため、WMISH法を用いるが、それに必要なRNAプローブを作成する為に必要な胎生10日における下顎突起および頭蓋部のcDNAライブラリを新たに作成した。さらに、WMISHの発現状態を観察、記録する為の画像撮影処理方法の確立と改良を試みた。
これらの基本的な実験手技の確立とともに、遺伝子発現抑制に関する方法についても検討した。本研究計画時に予定していた遺伝子導入装置による物理的な遺伝子導入ではなく、iRNAの手法をさらに改良し、器官培養に用いる為のユニークな方法の確立を試みている。これらの成果を元に、来年度には、各種遺伝子発現の誘導と抑制について検討を進める予定である。

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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