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2003 Fiscal Year Annual Research Report

口腔粘膜上皮組織幹細胞の解明とレチノイン酸による上皮再生能の制御

Research Project

Project/Area Number 15591944
Research InstitutionIwate Medical University

Principal Investigator

畠山 節子  岩手医科大学, 歯学部, 講師 (70048495)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 八重柏 隆  岩手医大学, 歯学部, 講師 (50220116)
Keywords歯肉上皮 / p75NTR / BrdU / 組織幹細胞 / レチノイン酸 / デスモゾーム / 歯肉上皮細胞 / 不死化細胞
Research Abstract

生物の各組織に組織固有の形態と機能をもつ細胞を生み出す能力をもつ幹細胞(組織型幹細胞)が存在する。そこで、歯周組織再生の要となる歯肉上皮の組織幹細胞を明らかにするために、2つの方法で検討した。1,インフォームドコンセントの下に採取した組織標本の中から炎症細胞浸潤が軽度の部位を正常歯肉上皮とみなして集め、上皮幹細胞マーカーとしてp75NTRを発現する細胞の局在を検索した。また、あらかじめブロモデオキシウリジン(BrdU)を取り込ませた後に経時的に固定した標本でBrdU陽性細胞を検出し、BrdU陽性細胞とp75NTR発現細胞との関連性を検討した。p75NTRは接合上皮、歯肉溝上皮および口腔歯肉上皮のすべての基底細胞に明らかな陽性を示した。BrdUは接合上皮には全く取り込まれず、接合上皮と境する歯肉溝上皮および口腔歯肉上皮の基底細胞と傍基底細胞の一部の細胞に取り込まれた。すべての基底細胞がp75NTRに陽性を示したことから、p75NTRは幹細胞のマーカーとして適当ではないと考えられた。組織幹細胞自身の分裂能は高くないと推察されるので、BrdU陽性細胞そのものが組織幹細胞ではなく、組織幹細胞はその周辺に存在して分裂細胞を生み出していると考えられる。このことから、組織幹細胞の存在部位は歯肉溝上皮と口腔歯肉上皮の両部位と想定された。2,既に、我々が樹立した不死化歯肉上皮細胞(GE1)(J Oral Pathol Med 30:296-304,2001)を用いて、レチノイン酸が歯肉溝上皮由来のGE1細胞に発現しているデスモゾームを劇的に消失させることを見出している。そこで、この現象を歯肉溝上皮からデスモゾームの少ない接合上皮への移行に類似した現象と考え、レチノイン酸によるその他の接合上皮特有の分子の発現誘導について検討中である。

  • Research Products

    (3 results)

All Other

All Publications (3 results)

  • [Publications] 畠山 節子, 林秀一郎, 佐藤方信: "レチノイン酸による不死化口腔上皮細胞の接着分子発現調節"日本口腔組織培養学会誌. 12・1. 29-30 (2003)

  • [Publications] Oikawa Y, Hatakeyama S, Yaegashi t, Satoh M: "The proliferative activity and expression of molecules of molecules of cell junctions in human gingival epithelium"JDR. Special Issue B. B-138 (2003)

  • [Publications] 及川優子, 畠山節子, 八重柏隆, 武田泰典, 佐藤方信: "ヒト歯肉上皮における増殖活性について"歯基礎誌. 抄録集. 128 (2003)

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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