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2003 Fiscal Year Annual Research Report

在宅寝たきり高齢者へのオーラルリハビリテーションが全身状態に及ぼす影響

Research Project

Project/Area Number 15592068
Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

飯沼 利光  日本大学, 歯学部, 講師 (10246902)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 森谷 良孝  日本大学, 歯学部, 助手 (30318456)
瀧澤 朋章  日本大学, 歯学部, 講師 (40291710)
祗園白 信仁  日本大学, 歯学部, 教授 (90153262)
土田 桂  日本大学, 歯学部, 助手 (00318453)
Keywords咀嚼機能 / チューインガム / 在宅寝たきり高齢者 / 無歯顎患者 / 咀嚼能力
Research Abstract

本研究は、無歯顎患者および在宅寝たきり高齢者を対象として、咀嚼機能訓練用マウスピースおよび被検食品を用い、咬合および咀嚼運動トレーニングを行いこれが様々な口腔機能やADLなどの向上に与える影響の検討を行うものである。
本研究では、高齢無歯顎患者の咀嚼能力あるいは顎機能リハビリテーションを行った際の結果をいかに客観的に判断するかが重要となる。そこで、本年度は咀嚼能力測定用ガムの開発を行った。
咀嚼能力測定にチューインガムを用いる事は以前から行われていた。これらは、色素成分およびガム中のPHをコントロールするクエン酸をガムベースに含み、咀嚼前は黄緑色をていしているが、咀嚼運動に伴いガム中に含まれる色素およびクエン酸が溶け出し、PHの変化が生じ、赤色を呈してくるというものである。
今回製作したガムの考え方も、基本的にはこれを元にしているが、咀嚼能力の低い高齢者を対象とするには、わずかな能力差でもそれを客観的に判断できることが重要である。また、唾液の分泌量の変化にも対応していることが大切である。今回試作した咀嚼能力測定用ガムでは、咀嚼力の大きさおよび、単位時間に水分中に溶け出す色素量を各々5段階に変化させ、ガムの色の変化を分光測色計にて計測した。その結果、ガムベースの硬さにより咀嚼力が弱い被検者にも応用可能なこと、単位時間に溶け出す色素は、粒子の大きさと量に影響することが明らかとなった。しかし、同時にこれらには、組み合わせ方によりまだ検討の余地があることも明らかとなった。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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