2003 Fiscal Year Annual Research Report
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15592170
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| Research Institution | Kagoshima University |
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Principal Investigator |
池田 浩一 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (00305145)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永田 順子 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (50264429)
伊藤 学而 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (60005064)
黒江 和斗 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (00153396)
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| Keywords | 姿勢 / 前方頭位 / 下顎位 / 舌骨上筋 |
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| Research Abstract |
全身姿勢、特に頭位が下顎位に及ぼす影響について、下顎骨に付着している筋の活動に着目した。つまり、姿勢が悪く、背中が丸くなるとそれを補正するために頭位が上向きになる.頭位が上向きの者では、下顎骨が後下方位にある場合が多く、上向きの頭位によって舌骨上筋群が引っ張られ下顎骨を後下方に動かすのではないかと考えた。
そこで、強制的に頭部を後屈させた時の下顎の頭部に対する相対的な位置とその時の舌骨上筋の活動を調べた。
実験システムを確立し、健康な被験者1名について、強制的に頭部を後屈させた時の下顎の頭部に対する相対的な位置、その時の舌骨上筋(顎二腹筋前腹)および咬筋を記録し、以下の結果を得た。
1.自然頭位でのおよび下顎安静位での下顎位に比べ、強制的に頭部を後屈させた時には、下顎位は後下方に変化した。
2.自然頭位および下顎安静位での顎二腹筋前腹、咬筋活動に比べ、強制的に頭部を後屈させた時では、顎二腹筋前腹、咬筋活動は大きかった。
頭部を後屈させた時には、舌骨上筋群が引っ張って下顎位は後下方に変化し、下顎位の変化をできるだけくい止めるために、閉口筋も活動すると考えられた。この実験システムは有効であることが確かめられた。
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