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2003 Fiscal Year Annual Research Report

看護系大学卒業後1年間の新人看護職者の看護実践能力を育成する教育システムの開発

Research Project

Project/Area Number 15592223
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

大室 律子  千葉大学, 看護学部, 教授 (60312964)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐藤 まゆみ  千葉大学, 看護学部, 助教授 (10251191)
太田 節子  千葉大学, 看護学部, 教授 (00152140)
佐藤 禮子  千葉大学, 看護学部, 教授 (90132240)
根本 敬子  千葉大学, 看護学部, 講師 (90248865)
Keywords新人看護職者 / 看護実践能力 / 院内看護教育システム開発
Research Abstract

本研究目的は、看護系大学を卒業した新人看護職者(以下新人大卒者と略)の看護実践能力習得過程及び新人教育の実態を当人に対してアンケート調査し、大学卒業者に対する適切な「新人看護職者を育成する教育システム」を開発することである。この開発は医療施設における新卒期の院内教育の充実や支援方法を検討するために有効な研究である。
平成15年度は、研究者と看護実践現場の協力者で構成する研究委員会を設置、実態調査及び教育システム試案を作成した。
1.新卒看護職者の看護実践能力を問う質問項目を文献等から調査票を作成した。
協力の得られた新人大卒者6名に面接し、プレテストを実施。得られた結果から調査票を修正した。
全国300床以上505施設の看護部長に調査を郵送にて依頼、趣旨を説明、承諾が得られた240施設の新人大卒者2297名に調査票を郵送、当該施設看護管理者に新卒者個々への配布を依頼した。
調査内容は「就職直後」と「現時点(6ヶ月後)」における看護実践能力についての108項目(5段階評価)である。
調査期間は平成15年10月10日〜11月20日。調査は、調査目的及び倫理的事項の尊守について明記、研究参加に同意を得られた者とした。
2.調査結果
有効回答率37%(849名)。質問項目108項目のうち(1)34項目(34/108=31%)は就職時4人のうち3人以上ができない。(2)6ヶ月たってもそのうちの1項目(個別性の高い看護計画を立案できる)は就職時できない者の半分以上の者がまだできていない。また34項目のうち16項目は6ヶ月たっても就職時できない者の26%〜50%ができない。看護実践能力の主観的な習得状況が明らかになった。
3.上記結果及び医療施設における院内教育の面接調査を基に新人大卒者に適した看護実践能力育成教育システムの試案を作成した。
平成16年度は、上記アンケート結果に基づいて開発した教育システム(試案)を使って、新人看護職者の看護実践能力の向上を図り、その教育効果を評価する。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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