2005 Fiscal Year Annual Research Report
学士・修士課程における看護学生の到達目標としてのコンピテンシー
Project/Area Number |
15592246
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Research Institution | Okinawa Prefectural College of Nursing, Graduate Study in Health Nursing |
Principal Investigator |
吉川 千恵子 沖縄県立看護大学, 看護学部, 教授 (50326500)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上田 礼子 沖縄県立看護大学, 大学院・保健看護学研究科, 教授 (80010015)
山口 智美 沖縄県立看護大学, 看護学部, 助手 (60360062)
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Keywords | コンピテンシー / 看護学生 / 学士・修士 / 到達目標 |
Research Abstract |
平成17年度の研究実績は以下のごとくである。 1 沖縄県保健医療圏6地区の保健看護管理者・看護教育管理者・事業所代表・本学卒業生代表・本学教員代表から構成された23名による会議を開催し討議した結果、看護・教育現場から今日的問題点やニーズが再確認され、「学士・修士課程における看護学生の到達目標として必須コンピテンシー」に関する過去2年間の研究プログラムの評価を行い、意見を集約した。 2 過去2年間研究を重ねてきた各委員会の代表(看護教育企画委員会、タスクフォス委員会、円卓グループAとB)および県内の看護管理者・看護教育管理者・看護行政管理者・看護団体長など22名、並びに県外の高等教育関係職者を加えて3年間の研究プログラムの最終報告を行い、意見を交換し、「学士・修士課程における看護学生の到達目標としての必須コンピテンシー」の最終報告書(案)の実証的資料を作成した。 3 英文・和文の2冊の報告書「学士・修士課程における看護学生の到達目標としてのコンピテンシー」を作成した。アクションリサーチによる研究の成果は、人々の今日的ヘルスニーズに対応するためには看護教育と看護実践現場との連携が必須であることを普及するために、報告書を沖縄県内のみならず、全国看護教育協議会125校および国レベルの看護行政関係者(厚生労働省看護課長、文部科学省看護専門官)、日本看護協会その他関係者に送付した。 4 本研究の成果の一部を平成17年度の沖縄県公衆衛生学会に発表し、「学士・修士課程における看護学生の到達目標としてのコンピテンシー」について関係者の理解と看護教育への関心を高めることとなった。
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