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2006 Fiscal Year Annual Research Report

再発乳がん患者のQOLを高めるためのサポートグループプログラムの開発に関する研究

Research Project

Project/Area Number 15592256
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

佐藤 まゆみ  千葉大学, 看護学部, 助教授 (10251191)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 増島 麻里子  千葉大学, 看護学部, 助手 (40323414)
柴田 純子  千葉大学, 看護学部, 助手 (80361418)
神間 洋子  千葉大学, 看護学部, 助手 (00375619)
阿部 恭子  千葉大学, 看護学部, 特任研究員 (00400820)
佐藤 禮子  放送大学, 教養学部, 教授 (90132240)
Keywords再発 / 乳がん / 再発乳がん患者 / QOL / サポートグループ
Research Abstract

1.プログラムの修正
平成17年度に実施したプログラムの評価に基づき、以下のようにプログラムを修正した。1)参加者の負担軽減のため、週1回の開催を2週に1回の開催とした。また、開催時間も90分間と短縮した。2)多くの参加者と話し合いたいという要望をうけ、研究協力施設を増やし計4施設とした。また、ポスターやパンフレットは表現を柔らかくした。
2.研究対象者の募集とプログラムの適用
研究対象者の募集期間は平成18年9月から10月上旬までであった。5名が研究協力に同意し、これらの者に対してプログラムを適用した。
3.サポートグループプログラムの評価
1)各セッションの評価:情報提供は「まあ満足」「普通」という評価を得た。話し合いの雰囲気については高い評価を得た。2)プログラム全体の評価:自己効力感尺度を用いて評価を行ったところ、プログラム開催前の平均得点は32.6点、開催後は30.2点と、得点の下降が認められた。5名中4名の得点は下降したが、1名は1点上昇した。3)今後の課題:「情報提供」の時間と「話し合い」の時間のバランスなど、今後のプログラム適用にむけて検討すべき点が明らかになった。
4.本プログラムの妥当性および運営上の課題についての討議
プログラムの運営にかかわったメンバーでプログラムの妥当性および運営上の課題に関してグループ討議を行った。「再発乳がん患者は初発乳がん患者と比べると数が少ないため、より多くの施設で広く対象者を募集することが望ましいのではないか」「再発乳がん患者の長い病気の経過とそれに伴う体験の多様性を鑑みると、情報提供というよりも患者同士の話し合いによって問題解決のための糸口を得るというプログラム構成のほうが妥当ではないか」「再発乳がん患者には、がんの進行に伴う様々な身体症状があるため、参加者が心身ともに安楽な状態で参加できるような環境の整備が重要であろう」などの意見が出された。

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Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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