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2004 Fiscal Year Annual Research Report

児童虐待の未然防止並びに再発予防を目的とした親へのサポートシステムの構築

Research Project

Project/Area Number 15592280
Research InstitutionAomori University of Health and Welfare

Principal Investigator

益田 早苗  青森県立保健大学, 健康科学部, 助教授 (10315541)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 新道 幸恵  青森県立保健大学, 健康科学部, 学長 (30162796)
浅田 豊  青森県立保健大学, 健康科学部, 講師 (00315532)
大西 香代子  弘前大学, 医学部, 講師 (00344599)
Keywords児童虐待 / 虐待未然防止 / 虐待再発予防 / 親サポート / 虐待背景要因 / 家族支援 / 育児不安 / 育児相談
Research Abstract

わが国及び諸外国の、虐待する親に対する児童虐待の未然防止と再発予防のためのアフターケア、およびサポートシステムのあり方を探るため、虐待する親の生育歴、妊娠・出産期の状況、子育ての状況等の背景要因、希望する育児支援やサポート体制等を明らかにすることを目的とした、聞き取り調査を実施した。対象は青森県内の児童相談所が関わっている虐待相談ケース及び青森県内の育児ストレスを訴える母親とし、本人の同意が得られたケースとした。現在、41名の調査が終了しており、その結果の概要を報告する。
対象の41件は、児童相談所が継続的に関わっている虐待ケースが18件(A群)、及び児童相談所との関わりがないが育児ストレスを強く感じているケース23件(B群)であった。母親の平均年齢はA群が32.6歳、B群が33.0歳、全体で32.8歳であった。婚姻形態の項目で「子連れ再婚」はA群が5件(27.8%)、B群が0件(0%)であった。また、妊娠中の体調の項目として「体調悪く苦痛」はA群が10件(55.6%)、B群が4件(17.4%)、妊娠中の精神不安定の項目として「よくあった」はA群が7件(38.9%)、B群が3件(13.0%)、妊娠中の喫煙状況の項目として「いつも吸う」「時々吸う」の合計はA群が7件(38.9%)、B群が0件(0%)であった。さらに、子育てサークルへの参加の項目で「全く参加なし」がA群が11件(61.1%)、B群が5件(21.7%)、家庭内暴力の項目として「受けたことがある」はA群が12件(66.7%)、B群が2件(8.7%)であった。今後は、調査データにさらなる質的(内容)及び量的(SPSS)分析を加え、内容の類型化を行なう。その結果をもとに、虐待する親に対するサポートシステムのモデルを検討し、試案を作成する。

  • Research Products

    (1 results)

All 2004

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 虐待する親のリスク要因に関する実態調査2004

    • Author(s)
      益田早苗他
    • Journal Title

      子どもの虐待とネグレクト 6巻・3号

      Pages: 372-382

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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