2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15592354
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
上西 洋子 大阪市立大学, 医学部, 助教授 (30310741)
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Keywords | Low Vision / 高齢者 / QOL / 看護 |
Research Abstract |
今年度は収集したデータの解析と比較検討を行い、研究成果を国際学会で発表した。 1.SPSSを用いて、アンケート調査で収集したデータの解析を行い、それぞれのQOL評価質問票の比較検討を行った。 海外のQOL評価質問票(NEI-VFQ25、LV-QOL)と、日本の視覚障害高齢者用のアンケートを比較検討した。そして日本におけるLow vision高齢者のQOLを測定できる評価質問票について検討した。 2.研究成果を国際学会で発表した。 ヨーロッパ眼科学会で研究成果の発表を行うため、抄録を作成し提出した。査読を受け受理されたことから、9月25日〜9月29日までの期間にベルリンで開催された15^<th> European Society of Ophthalmology Congress & 103^<rd> DOG Congressに出席した。 そして、"Comparison of three vision related questionnaires in Japanese"について発表を行い、Low vision高齢者のQOLに関する研究に対して示唆に富む反響を得た。発表内容については英文で論文作成しているところである。 3.昨年度から検討していた単行本Trends in Glaucoma Researchの分担執筆である"Quality of Life of Elderly Glaucoma Patients in Japan"については、Nova Science Publishersから出版された。 今後は日本で使用され信頼性・妥当性が得られているQOL評価質問表との比較検討を行う必要がある。さらに日本の視覚障害高齢者に適した、国際的に比較可能なQOLに関する評価質問表の確立をめざしている。
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Research Products
(2 results)