2003 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15634012
|
Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
上出 洋介 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (60113099)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
荻野 竜樹 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (00109274)
増田 智 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助教授 (10262916)
関 華奈子 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助教授 (20345854)
西谷 望 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助手 (10218159)
家田 章正 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助手 (70362209)
|
Keywords | 太陽風 / 地球磁気圏 / 電離圏 / 太陽地球系 / 人工衛星観測 / シミュレーション |
Research Abstract |
世界中から講師と学生/若手研究者を招き、太陽地球系科学の国際スクールを日本さ開催するため計画を持っている。本研究では、その実現に向けての企画調査を行なった。まず、当該分野でこの数年間に実施されたサマースクールの開催責任者から、経験に基づく体制づくりに関するノウハウを学び、続いて国際学術団体、学会連合から講義課題についての希望調査を行なった。また、以前から共催が要請されているWISER(World Institute for Space Environment Research)本部(ブラジル国立宇宙科学研究所)を訪問し、具体的な条件、可能な共同体制、3カ年計画での講義/シンポジウム、スクール終了後の教科書出版の議論を行なった。それらの調査をもとに、国内研究分担者による準備検討会を開催し、意見を集約した。得られた主な結論は次の通りである。 1.国際スクールは、講義(午前中)とパネルディスカッション(午後)で構成される。請義では、基礎、最新のトピックスを扱う。パネルディスカッションは、主として最近の相反する理論、モデリングについて、スクールの学生が主導し、講師はアドバイザーとして参加する。開校は5日間(月-金曜日)。3年間続けることが望ましい。 2.講師は、退官した、当該分野の開拓者レベルとする。著名なメダル/賞の受賞者に限る。学生は、世界の大学、研究所から推薦された70名程度(うち、日本人は10名以内)とする。 3.このスクールから、3年連続で教科書を出版する。出版は、Cambridge University Press, Springer Verlagなどから選択する。 4.学生には滞在費/食事代を提供する。旅費は各自の機関もちとする。ただし、発展途上国からの参加者には旅費も支給する。 5.講師候補者約60名のリストアップを行なった。
|
-
[Publications] Kamide, Y.: "The Geospace Environment Data Analysis System"Adv.Space Res.. 31. 807-812 (2003)
-
[Publications] Kamide, Y.: "Real-time specifications of the geospace environment"Space Sci.Rev.. 107. 307-316 (2003)
-
[Publications] Kamide, Y.: "Effects of solar wind density on the auroral electrojets and global aurora during geomagnetic storms"The Storm-Substorm Relationship, Geophys.Monograph. 142. 15-22 (2003)
-
[Publications] Kamide, Y.: "What human being cannot see can exist : A message from recent studies of solar-terrestrial relationships"Biomedic.Pharmacotherapy. 57. 19-23 (2003)
-
[Publications] Sharma, A.S.et al.: "Disturbances in Geospace : The Storm-Substorm Relationship"Amer. Geophys. Union. 268 (2003)