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2004 Fiscal Year Annual Research Report

情報に対する注目と価値判断のモデル化

Research Project

Project/Area Number 15650022
Research InstitutionTokyo Institute of Technology

Principal Investigator

奥村 学  東京工業大学, 精密工学研究所, 助教授 (60214079)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 高村 大也  東京工業大学, 精密工学研究所, 助手 (80361773)
大塚 裕子  財団法人計量計画研究所, 言語処理情報研究室, 研究員
Keywords注目 / 価値判断 / 評価表現 / レビュー
Research Abstract

本研究では,以下の2つのアプローチで研究を進める.
(1)注目,価値判断の分析,モデル化
人間が実際に書いたテキストから,価値判断に関連する個所を抽出し,それを分析することで,注目,価値判断のモデル化を行なう.
(2)仮説としての注目,価値判断のモデルの,システムとしての実現,検証
(1)で示したモデル化とは別に,現時点で,これまでのサーベイ自動作成研究等から得られた知見を元に,注目,価値判断のモデルを構築し,それをシステムとして実装した上で,評価を行なう.システムの評価結果を元に,モデルの検証,必要な修正等の考察を行なう.
今年度は(1)の中で特に以下の(1-1),(1-2)を行なった.
(1-1)価値判断に関連する個所を網羅的に抽出するシステムの開発
人間の「評価情報」を抽出するシステムの性能は,抽出の際手がかりとなる,評価情報を記述するのに典型的に用いられる表現(「評価表現」)を網羅的に収集できるかどうかに大きく依存する.従来この評価表現は人手で収集する手法が用いられていたが,本研究では,コーパスから「評価表現」を網羅的に獲得する.
(1-2)抽出した,価値判断に関連する個所の分析
抽出した個所から,評価対象(「どういう情報に対する評価か」,評価内容(「どういう評価か」),評価理由(「どうしてそのような評価になったか」)の3つ組を抽出する.評価理由は明記されていない場合もあり得る.得られた3つ組を分析し,価値判断のモデル化を行なう.なお,分析には統計的手法の利用も検討するが,人手による分析となる可能性もあり,その場合は人的コストがある程度必要となる.

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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