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2003 Fiscal Year Annual Research Report

コンピュータを用いた歯科診療シミュレーション教材の開発と,その教育効果の解析

Research Project

Project/Area Number 15650173
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

木下 淳博  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (10242207)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 深山 治久  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (20189921)
荒木 孝二  東京医科歯科大学, 医歯学教育システム研究センター, 教授 (70167998)
大山 喬史  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (50064366)
吉岡 隆知  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (60323698)
佐藤 尚弘  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (70178747)
Keywordsシミュレーション / コンピュータ / 歯学教育 / マルチメディア / 臨床教育 / e-learning / 教材開発 / インタラクティブ教材
Research Abstract

さまざまな歯科疾患を患って歯学部附属病院に来院する患者の中から、予め想定した典型的な、または稀な症状を有する患者を抽出し、患者の了解を得た上で、診断に必要な口腔内所見(写真)、エックス線写真、検査結果等をデジタル資料として収集した。現在も継続的に収集中である。
歯学部学生、臨床研修医にとって、経験して欲しい想定患者を設定し、上記資料を元に、コンピュータ上で診査、検査、診断のシミュレーションを実施するための、診療のシナリオを10症例分作成した。
学生・研修医が適切な問診、診査、検査を行って、正しい診断、治療計画に至る過程を、また手術の手順等を、コンピユータとの対話によってシミュレートできる教材を制作することを目的として、その制作支援ツールのプロトタイプを開発した。シナリオ作者である歯学臨床教育教員(研究分担者ら)は、擬似患者に対して学生が行う診療行為と、その行為に対する患者の反応等を、簡単なルールに従って記述されたテキストファイル、画像ファイルとして用意するのみとし、コンピュータプログラミングに関する知識を必要としないでシナリオを作成できるように工夫した。
今回開発したシミュレーション教材制作支援ツールのプロトタイプを用いて、10症例分の歯科疾患診断シミュレーション教材を試作した。また、試作した教材を歯学部学生の一部に試用し、その実施可能性を確認した。
研究分担者以外の歯学臨床教育教員の一部に、教材制作支援ツールのプロトタイプを試用させ、コンピュータプログラミングに関する知識なしでもシミュレーション教材の作成ができることを確認した。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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