2004 Fiscal Year Annual Research Report
DNAメチル化を指標としたin vivo短期発癌性指標遺伝子の網羅的検索
Project/Area Number |
15651024
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Research Institution | National Institute of Health Sciences |
Principal Investigator |
渋谷 淳 国立医薬品食品衛生研究所, 病理部, 室長 (20311392)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 薫 国立医薬品食品衛生研究所, 病理部, 研究員 (50392296)
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Keywords | 発がん / CpGアイランド / DNAメチル化 / マイクロアレイ / 非遺云子傷害性発癌物質 / 遺伝子傷害性発癌物質 |
Research Abstract |
今年度は,CpGアイランド・マイクロアレイ作製のためのcDNA調製を中心に研究を進めた。購入したマウスCpGアイランド・ライブラリーから1002クローンの単離を終了し,それぞれのフラグメントをPCR法によって増幅した。次いで,クローン当たり300μlのPCR産物について限外ろ過膜による精製とDNA定量を行い,アレイにスポットするcDNAサンプルとした。アレイヤーはインクジェット方式のものを用い,日本ガイシ株式会社に作製を依頼した。ラベリングとハイブリダイゼーションの陽性及び陰性対照をアレイに網羅するため,陽性対照としてmouseのハウスキーピング遺伝子であるcyclophilin E,β-actin,glyceraldehyde 3-phosphate dehydrogenase(GAPDH)のgenomic DNA配列,陰性対照としてBacillus subtilisのphenylalanine biosynthesis associated protein(PheB), diaminopimerate decarboxylase(LysA), dehydrodipicolinate reductase(DapB)の部分配列のクローニングを終了し,同様の精製を行った。現在,各クローンの塩基配列決定のためダイデオキシ法でシークエンス解析を進め,約200クローンの配列解析を終了している。
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