2004 Fiscal Year Annual Research Report
標準プロトコルによる教育学知識の国際的共有化の可能性に関する研究
Project/Area Number |
15653062
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Research Institution | National Institute for Educational Policy Research |
Principal Investigator |
立田 慶裕 国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 総括研究官 (50135646)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 兼尚 国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 部長 (40000070)
笹井 宏益 国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 総括研究官 (10271701)
澤野 由紀子 国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 総括研究官 (40280515)
岩崎 久美子 国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 総括研究官 (10259989)
赤尾 勝己 関西大学, 教授 (90202506)
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Keywords | 標準プロトコル / 教育学知識 / 論文評価 / 評価基準 |
Research Abstract |
本研究は、教育学研究における研究業績に関する国際的な標準とされる評価尺度のありかたを探るために各国においてどのような研究の標準プロトコルが用いられているかに関する調査研究を行うことを目的としている。 そのため、平成15年度から16年度にかけて、各国の教育学会関連雑誌の文献資料の収集と分析を行い、研究成果の評価システムに関する標準としてどのような評価の枠組みが用いられているかを検討した。 具体的には、日本の約60の教育関連学会、アメリカ、フランス、イギリス、オーストラリア、スペイン、ドイツ、及び国際的な教育関連学会のホームページから、それぞれの学会における学会誌の発行状況、論文審査における投稿の資格、種類と内容、審査方法、執筆要項、評価基準について調べた。その結果からは、評価の基準を公開しているところはきわめて少ないが、審査は複数の査読者で行われる方法が多く、また日本に比較して出版社と直結する形でその規定を決めている学会が多いことがわかった。こうした状況を踏まえて、本研究の成果として、研究活動における評価基準をいっそう公開的なものにし、共有化を図る必要があるという視点や研究のマネージメントという視点から成果の報告書として、『教育研究ハンドブック』を出版社から刊行することとした。
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Research Products
(1 results)