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2003 Fiscal Year Annual Research Report

社会科系教科等において国際機関作成教材の利用を推進するための研究

Research Project

Project/Area Number 15653077
Research InstitutionNational Institute for Educational Policy Research

Principal Investigator

谷田部 玲生  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (30311137)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 二井 正浩  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 主任研究官 (20353378)
工藤 文三  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (30231096)
Keywords国際機関 / 国際機関作成教材 / 社会科系教科
Research Abstract

本研究は、以下の3点により、我が国の初等中等教育における社会科系教科、総合的な学習の時間などにおいて、国際機関が作成した教材の利用を推進することを目的としている。
(1)国際機関作成教材の収集と分析
(2)国際機関作成教材の有効利用のための検討
(3)以上を踏まえての代表的な展開例の開発
平成15年度は研究初年度のため、上記(1)を中心に調査研究を行った。
まず、国内外にある国際機関を訪問するなどして、外国語・日本語を問わずに、国際機関が作成している子ども向け・学校向けなどの教材(書籍・ワークブック・ビデオ・CDなど)を幅広く収集した。さらに、ウェブ上に公開されている教材も収集した。そして、収集した教材を、学習のねらい、対象年齢・学年、学習の時期、学習方法などの点から分析し、整理した。その結果、こうした国際機関が提供する教材は、学習指導要領やそれに基づいて作成されている検定教科書、さらには実際に学校現場で行われている授業との関連がじゅうぶんには図られてはいないことが確認された。
また現在、我が国の小・中・高等学校の社会科系教科、総合的な学習の時間などにおける国際機関に関する学習の状況、さらには国際機関が作成した教材の使用状況などについても調査研究を行った。その結果、中等教育レベルにおける国際機関に関する学習は、教科書を中心として行われることが多く、組織・機構を中心としたものにとどまっていることが多いことが分かった。また、国際機関が作成した教材等もあまり使用されていないことが分かった。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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