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2003 Fiscal Year Annual Research Report

歩行者の経路誘導のための都市交通空間の言語表現に関する研究

Research Project

Project/Area Number 15656123
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

朝倉 康夫  神戸大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (80144319)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 羽藤 英二  愛媛大学, 工学部, 助教授 (60304648)
井料 隆雅  神戸大学, 工学部・建設学科, 助手 (10362758)
冨田 安夫  神戸大学, 大学院・自然科学研究科, 助教授 (60237120)
Keywords歩行者 / 経路誘導 / ことばの地図 / 都市空間 / 経路認知 / 言語プロトコル分析
Research Abstract

本研究の目的は,歩行者の経路誘導のための「ことばの地図」,言い換えると,言語による都市交通空間の表現手法を開発することを最終的な目的とするものである.具体的には・認知科学的アプローチによる歩行者の経路認知・行動メカニズムの分析・自然言語処理分析による都市の交通空間・経路の言語表現構造の分析・現実空間を対象とした歩行者の経路誘導のための「ことばの地図」の作成と利用者評価を行うことを目的としている.そして最終的に言語要素から認知空間の再構成を支援するツールとしての「ことばの地図」を作成することを狙いとしている.今年度は以下の研究を行った.
(1)都市空間の解析手法の調査
都市空間における交通網や交通網周辺の都市構成要素が,既存の研究においてどのように捉えられているのかを調査し,体系的整理を行った.
(2)現実都市空間での歩行者の経路認知・行動データの収集
現実の都市空間における歩行者の経路認知と行動のメカニズムを分析するための実験を実施した.観光地における周遊行動を対象とし,周遊行動を行った被験者に対して空間イメージを図で記述してもらい,さらに言語による表記を同時に行ってもらった.また被験者の物理的な行動軌跡の追跡も同時に行った.これらの結果により,人間が空間をどのように言語として評価しているかについて解析することを行った.
(3)言語プロトコル分析による歩行者の経路認知・行動データの分析
認知科学分野で用いられる言語プロトコル分析手法を用いて,歩行者の経路認知・経路選択行動を分析し,交通空間を構成する言語要素を抽出することを行った.今年度は特に,抽出する基となる言語リソースの整理および抽出手法の整理を行った.

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 鷹尾 和亨: "シソーラスを用いた交通経路の認知ルールの抽出"言語処理学会第10回年次大会. 未定. (2004)

  • [Publications] 朝倉 康夫: "ことばによる空間認知と交通行動のモデル"土木計画学研究・講演集 Vol.28. (CD-ROM). (2003)

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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