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2005 Fiscal Year Annual Research Report

RSとGISを利用した地球観測システムに基づく熱帯感染症の流行予想モデルの検討

Research Project

Project/Area Number 15659142
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

山本 秀樹  岡山大学, 大学院環境学研究科, 助教授 (50243457)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 谷村 晋  長崎大学, 熱帯医学研究科, 助手 (60325678)
河原 研二  岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 助教授 (50076113)
Keywordsリモートセンシング(RS) / 地理情報システム(GIS) / 人工衛星 / スリランカ / 津波 / UNOSAT / ASTER
Research Abstract

最終年(3年目)である本年度はザンビア国を中心とする南部アフリカ地域におけるリモートセンシング画像の入手・解析方法の検討を行った。また、2004年12月に発生したスマトラ沖地震の被害を受けたスリランカ南部の衛生画像と疫学情報の収集も実施した。
1)疫学情報の入手とフィールド調査システムの検討
研究の中心地域である、ザンビア国周辺の画像の入手は、当初のLANDSAT衛星は適切なものが少なくASTERの画像を入手して検討を行った。
2)リモートセンシング画像の災害救援への応用について
災害やSARS等の地球規模の感染症の予測に人工衛星画像を使ってサーベイランス活動を行うことは重要と考えられた。人工衛星の価格がその調査研究のネックになるが、本研究事業においても適切な人工衛星の画像を取得することがネックになったことと、発展途上国においては撮影頻度が少なく、災害など時宜を得た画像を得ることが困難であることがわかった。国連は人道援助活動に目的に無償で衛星画像を供与する機関(UNOSAT : United Nations of Satellite)を設立した。そこで、スリランカ南部(カルタラ市周辺)の衛星画像(IKONOS)をUNOSATより無償で入手して検討を行った。冠水した地域は沿岸部に広く分布していたが、デング熱などの危険な感染症の流行は起こらなかった。その理由についても今後、現地機関などと検討が必要であることがわかった。

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Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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