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2003 Fiscal Year Annual Research Report

癌細胞表面糖鎖抗原による細胞接触時の増殖抑制効果における意義の解明

Research Project

Project/Area Number 15659306
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

浅尾 高行  群馬大学, 医学部, 助教授 (40212469)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山口 悟  群馬大学, 医学部, 助手 (20344947)
桑野 博行  群馬大学, 医学部, 教授 (90186560)
Keywords糖鎖合成酵素 / 接触増殖抑制 / 糖鎖抗原 / 細胞密度
Research Abstract

1)細胞同士の接着による細胞表面糖鎖の変化の解析
細胞を高密度条件で培養した場合と、細胞が触れ合わない程度の低密度で培養した場合の表面糖鎖の変化を糖鎖抗原に対する抗体やレクチンを用いたFACSでの解析を行った。その結果、1.Fucosyl糖鎖関連レクチンと変化の差は認められなかった。2.WGA、PVLに対する反応性は低密度で培養した方が高いことが判明した。
2)糖鎖抗原の変化の経時的推移
1)の変化は、培養開始後約10日目から明らかとなり、同じ細胞を密度条件を戻すとその変化は元に戻り、不可逆性の現象であることが判明した。
3)糖鎖合成酵素の変化
レクチンの反応性と一致して、Gal-transferaseの活性が、低濃度での培養で約2倍に増強することが明らかとなった。
4)糖鎖合成酵素の変化の経時的推移
抗原の変化と同様に酵素活性の変化も可逆的であることが判明した。

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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