2003 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15659322
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
碓氷 章彦 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (30283443)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
泊 史朗 名古屋大学, 大学院・医学部附属病院, 医員(臨床)
秋田 利明 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (30167837)
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Keywords | 補助心臓装置 / リニアモーター駆動 / Assist cup |
Research Abstract |
心臓移植の対象となるような重症心不全患者のリニアモーターを用いた新たなタイプの補助心臓装置(Assist cup)の開発を目指して実験を始めている。平成15年度に心臓と接するAssist Cup(1リニアモーター型)の基本的構造設計を行った。具体的には擬似拡大心臓(200mlバルーンと循環回路)にAssist cupを装着しで出力実験を行うため、簡単なAssist cupを作成した。台形の円盤状木型(6cmx4cmx2cm)に四つのアルミ製薄版(1.5cmx15.0cm)を、ヒンジを介して固定した。アルミ薄板の先端に滑車をつけワイヤーを収縮中心の台形木型から牽引できるようにした。リニアモーターは日立金属リニアモーター(日立金属FP100)とリニアモーターコントローラ(FPD600)を購入予定している。リニアモーターコントロールソフトウエアを補助心臓装置用に利用できるように設計依頼している。平成16年度には補助心臓として必要なリニアモーターの出力特性を擬似心臓装置を用いて測定する予定である。さらに、アドリアマイシン豚心不全モデルを用いて実際の植え込み実験を行い、インピーダンスカテーテルを用いた心機能解析、3Dエコー、高速度ビデオカメラを用いての壁運動解析を行い、リニア-モーターによる至適なAssist条件を検討するする予定である。多数リニアモーター駆動によるAssist cupの基本設計も行う予定である。
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