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2004 Fiscal Year Annual Research Report

SCC抗原作動型PD-1-Ig遺伝子を応用した新たな口腔癌免疫遺伝子療法の試み

Research Project

Project/Area Number 15659487
Research InstitutionShowa University

Principal Investigator

南雲 正男  昭和大学, 歯学部, 教授 (70013993)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 伊東 大典  昭和大学, 歯学部, 講師 (40286844)
KeywordsPD-1遺伝子 / 遺伝子導入 / SCC抗原作動型 / 免疫遺伝子療法 / マウス / 口腔癌モデル / 発癌剤 / 上皮異形成
Research Abstract

SCC抗原作動型PD-1-Ig遺伝子を用いた口腔癌の免疫遺伝子療法の可能性を検討するため、マウスの舌に化学誘発性口腔癌モデルを作製するとともに、BALB/cマウスcDNAライブラリーを用いてPD-1およびSCC抗原遺伝子のクローニングを行い次のような結果を得た。
1.マウス口腔癌モデルの作製
前年度6-12週令のC57BLJマウスに発癌剤であるbebzo【a】pyreneを投与し、舌癌の作製を試み重度の上皮異形成を惹起することに成功したが、癌を形成するまでに至らなかった。そこで今年度は、BALB/cマウスに対しbenzo【a】pyreneとDMBAによるtow-stage chemical carcinogenesisを行ったところ舌癌を発症することに成功した。しかし、まだ癌の発生率がやや低いため、それを高めるべく検討を行っている。
2.PD-1およびSCC抗原遺伝子のクローニングとSCC抗原作動型遺伝子の構築
BALB/cマウスのcDNAライブラリーを用い、PD-1およびSCC抗原遺伝子をクローニングした。さらにSCC抗原遺伝子プロモーター作動型PD-1-Ig遺伝子を構築した。しかし、現在までのところアデノウイルスベクターにこれを組み込んだベクター(SCC/PD-1-IgAdeno)の作製には至っていない。
以上のように、現在のところアデノウイルスベクターを作製中であり、今後早急にベクターの作製を終わらせ、vitroおよびvivoの実験を行う予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2004

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] Alteration in G1 phase cell cycle regulation during the Development of benzo【a】 pyrene induced epithelial dysplasia in the murine tongue.2004

    • Author(s)
      Sanada M et al.
    • Journal Title

      Oral Science International 1(2)

      Pages: 71-79

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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