2004 Fiscal Year Annual Research Report
鎖骨頭蓋異形成症の口腔顎顔面骨格異常の病態解明に向けた矯正的歯の移動に関する研究
Project/Area Number |
15659491
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
山本 照子 岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (00127250)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山城 隆 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 助教授 (70294428)
黒田 晋吾 岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (40332796)
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Keywords | cbfa1 / 鎖骨頭蓋異形成症 / 実験的歯の移動 / ヘテロ |
Research Abstract |
Cbfa1+/-鎖骨頭蓋異形成症モデルマウスにおける実験的歯の移動 交配により獲得された3週齢のマウスから、テールを採取しDNAを抽出した。ノックアウトしたDNAに対し相補的なプライマーを用いてPCRを行った。PCR産物を1%アガロースゲルで電気泳動し、hetero typeに特異的なバンドを確認することにより、獲得されたマウスの遺伝子型をhetero typeとwild typeに確定した。 得られたCbfa1ヘテロマウス及びワイルドタイプのマウスの上顎切歯に、0.012インチのニッケルチタンワイヤーを装着し。上顎第一臼歯を口蓋側に移動した。移動開始から2、6、12時間、1、2、3、4、5、7、14日後に、マウスをパラホルムアルデヒドにて灌流固定し、上顎骨を摘出した。20%EDTAにて脱灰の後、パラフィン包埋し、厚さ7μmの矢状断または水平断薄切切片を作成した。また、移動の前後にシリコンタイプ印象材を用いて上顎骨の印象を採得し、得られた模型から歯の移動量を測定した。ヘマトキシリン-エオジン染色、酒石酸抵抗性酸性ホスファターゼ染色を行い、光学顕微鏡にて歯の移動の様式と歯周組織における骨のリモデリングの様相を組織学的に観察した。さらに、Connective tissue groth factor、osteopontin、osteocalcin, collagen type IなどのRNAプローブを用いてin situ hybridizationを行い、これら因子のmRNAの発現部位を光学顕微鏡にて観察し、またこれらの発現様相を経時的に解析した。また、ワイルドタイプとヘテロタイプの発現様相の相違を観察した。
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Research Products
(2 results)