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2004 Fiscal Year Annual Research Report

ドメスティック・バイオレンス加害者に対するサポートプログラム作成

Research Project

Project/Area Number 15659531
Research InstitutionUniversity of Miyazaki

Principal Investigator

村方 多鶴子  宮崎大学, 医学部, 助手 (70264314)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 大石 時子  宮崎大学, 医学部, 助教授 (90331470)
山崎 鯉子  宮崎大学, 医学部, 助手 (30347067)
新屋 明美  宮崎大学, 医学部, 助手 (60363579)
Keywordsドメスティック・バイオレンス / DV加害者 / 元DV加害者 / 加害者プログラム / 面接
Research Abstract

元DV被害者7名に面接を行った結果、DV加害者に関して以下の内容が示された。
1.価値観・普段の態度:「妻への暴力は当然」「妻に対する支配」などの<力と支配>、<一方的なジェンダー観>、「夫があって妻がある」「自分が一番」などの<自分中心>と、「子どもをかわいがる」「協力的」などの<理想的父親・夫>からなっていた。
2.親同士・親との関係:「父も暴力的」「父から母への暴力」など<暴力を見て育つ>、「親から暴力を受けた」「束縛された」など<被虐待体験>、「居心地の悪い家庭」「離婚」などの<辛い家庭環境で育つ>、「母親に構ってもらえなかった」など<母親からの愛情不足>、<甘やかされた>からなる。
3.暴力の種類:「殴る」「蹴る」などの<身体的暴力>、「浮気を疑う」「性行為を強要」などの<性的暴力>、「責める」「自分を被害者と言う」などの<心理的暴力>、「何も出来ないと言う」「(お前は)一人で生きていけないと言う」などの『自尊心を低める』と「仕事を認めない」「暴力の矮小化」などの『否認』などの<過小評価・否認>、「暴れる」「凶器を保持」などの『脅迫行為』、「思い通りにさせない」「妻に成りすましてメールのやり取りをする」などの『行動の支配』、『脅す』などの<強要・脅迫・威嚇>、「給料を渡さない」「カードを取り上げる」などの<経済的暴力>、「行動を束縛」「外に出るのを嫌がる」などの<社会的暴力>からなっている。
4.暴力のきっかけ:「ごみが落ちている時」「彼の理屈にあっていない時」などの<加害者から見て元被害者に原因がある場合>、「ストレスがある時」「愚痴を話している時」などの<加害者に原因がある場合>、<特別な理由なし>からなっていた。
5.暴力に対する言い分:「身内への暴力はOK」「病院に行く程ではない」などの<暴力の矮小化>、「傷つけられた」「妻が暴力を振るわせる」などの<自分が被害者>からなった。

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Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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