2004 Fiscal Year Annual Research Report
Javaによる次世代Prolog言語処理系及びそのアプリケーションの開発
Project/Area Number |
15700038
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
番原 睦則 神戸大学, 学術情報基盤センター, 講師 (80290774)
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Keywords | Prolog / Java / 論理プログラミング / 制約プログラミング |
Research Abstract |
本研究の目的は,分散コンピューティング環境に適した新しいProlog処理系を開発し,その有用性を実証することである.本年度は以下の3点を目標として開発を行った. 1.Prolog Cafeの確率的制約解消機能 2.Prolog Cafeのグリッド・コンピューティング環境での分散実行機能 3.Prolog CafeのWindows環境への移植 上記目標に対し,本年度は以下のような知見,成果を得た. 1.Prolog Cafeの確率的制約解消機能 平成14年度〜平成15年度IPA未踏ソフトウェア創造事業において開発したJava上の制約解消プログラミング・ライブラリ(Cream)を利用して,Prolog Cafeに確率的制約解消機能を追加した.さらにProlog CafeのためのMathematicaインターフェイスの開発も行った. 2.Prolog Cafeのグリッド・コンピューティング環境での分散実行機能 Java RMIを用いて,Prolog Cafeに強マイグレーションなどの分散実行機能を追加した.しかしグリッド計算環境に関しては,N1 Grid Engineの利用を前提とした実装方針を検討するにとどまった. 3.Prolog CafeのWindows環境への移植 現在注目を集めている統合開発環境Eclipseに対する調査を行い,Eclipse上のProlog Cafeプラグインの開発を検討中である.
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Research Products
(4 results)