2004 Fiscal Year Annual Research Report
高専生のための自己啓発型「英語学習Javaアプリケーション」の開発研究
Project/Area Number |
15720139
|
Research Institution | Hokkaido Institute of Technology |
Principal Investigator |
工藤 雅之 北海道工業大学, 工学部, 講師 (10321374)
|
Keywords | 応用言語学 / コンピュータ援用 / e-learning / 英語教育 / ドリル |
Research Abstract |
本年度の成果は以下のように、昨年度まで製作してきたCGI版アプリケーションの信頼性をあげること、学会での発表、そして次年度作成されるJava版の基本設計を行い、携帯Javaアプリ開発への設計調査を行ったことである。 1.CGIベースのCALLアプリケーション作成および公開とその信頼性向上。(http://aries.hit.ac.jp/)で信頼性(セキュリティー)を向上したヴァージョンのアプリケーションを学内紀要に発表 2.全国英語教育学会北海道支部大会での発表 3.Java版アプリケーションの設計開始 CGIベースのCALL教材は、ほとんど同じ考え方をJavaヴァージョンの教材に踏襲できる。このことから、携帯電話への応用を考えたJava版アプリケーション作成を念頭においていたが、このアプリケーションを作成する段階で成績記録や履歴保持の上で信頼性が低いことが判明。そのためにセキュリティーを施すことになった。ここで言うセキュリティーは、ユーザ情報の保持を主に考えており、セキュリティーサーバを介してユーザとサーバの間を行き来する情報に制限をかける方法を取った。その際にセキュリティーサーバを運用したことが、Java版を開発するのに必要な情報量の制限やアプリケーション間でのサーバの使用論を確立することとなった。 全国英語教育学会北海道支部大会では、シングルタスクドリルの有用性について述べた。コンピュータを使用した学習装置で言語習得用単一タスクドリルを運用している例は少なく、好意的に受け入れられた。ドリルを使用する効果について質問があったので、実験でその成果を発表することになった。実験の結果は、被験者の動機付けがコンピュータのほうが高めることを予想させるデータを獲得できた。
|
Research Products
(2 results)