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2003 Fiscal Year Annual Research Report

セル生産の実態調査、作業実験および分業論とセル生産の整合的理論化

Research Project

Project/Area Number 15730202
Research InstitutionSeinan Gakuin University

Principal Investigator

小沢 浩  西南学院大学, 商学部, 助教授 (40303581)

Keywords改善活動 / セル生産 / 分業 / ベルトコンベア / 外発的動機 / 内発的動機
Research Abstract

セル生産を導入している工場を調査することにより、セル生産の導入プロセスにおける改善活動の役割について明らかになった。改善活動の視点から分業された生産ラインを観察した場合、分業に起因するムダが発見される。つまり、分業はこれまで利点ばかりが強調されてきたが、不利点もある。改善活動によってこの不利点を排除することで、結果的にセル生産と呼ばれる生産形態が生じる。
また、ベルトコンベアの廃止がセル生産の特徴としてあげられるが、これは生産性の向上には直接関係しないことも明らかになった。改善活動の結果としてベルトコンベアは不要になるために廃止されるのであり、廃止したから生産性が増大するのではない。
さらに、セル生産の生産性増大の根拠を動機に求める説もあるが、セル生産において必要とされる動機は、外発的動機ではなく内発的動機であることがわかった。今後、議論を進めるためには、動機の種類を区別して議論する必要がある。

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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