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2003 Fiscal Year Annual Research Report

流域の環境保全と地域振興の実践についての総合的研究―四万十川流域を中心として―

Research Project

Project/Area Number 15730245
Research InstitutionEhime University

Principal Investigator

野崎 賢也  愛媛大学, 法文学部, 講師 (00346660)

Keywords環境保全 / 流域 / 地域振興
Research Abstract

本年度は、四万十川中流域の複数の集落を中心として、上流部の集落でも調査を行った。また、四国内の他の河川では仁淀川流域や吉野川流域について調査を行った。それ以外に、地域振興関連では地元学に関して水俣市の事例、流域全体の環境保全と住民参加型調査の事例に関しては琵琶湖周辺の事例を調査した。
四万十川流域での調査では、地域振興関連の複数の実践者へのインタビュー等を行い、これまでの展開過程などについての資料を収集して、現在その整理を行っている。また、集落単位の社会系のデータを中流域の集落で収集中である。このデータは、自然系のデータとともにGIS等の手法を用いて視覚化していく予定である。
他の流域に関しては、おもに地域の環境についての参加型調査と環境保全や地域振興の実践が結びついた事例の調査と検討を行った。水俣市の地元学や、琵琶湖周辺のホタルダスや水環境カルテ、仁淀川流域の地元学実践例など、住民主体の調査を地域振興の実践につなげた例である。これらの事例を検討するなかで、地域の自画像をどのように描くのか、いわば地域の自己認識のあり方が地域の環境保全に密接に関連していることが明らかになった。
本年度の調査結果は、現在整理の最中であり、次年度に学会発表や雑誌論文として公開予定である。

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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