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2003 Fiscal Year Annual Research Report

性格検査尺度の特異項目機能に対する頑健性の研究

Research Project

Project/Area Number 15730290
Research InstitutionSaitama University

Principal Investigator

萩生田 伸子  埼玉大学, 教育学部, 助教授 (70292638)

Keywords特異項目機能(DLF) / 性格検査 / BigFive / Web調査 / 質問紙調査
Research Abstract

Web調査会社にモニター登録をしている18歳から29歳の男女約1200人に対してWebを用いて,5因子性格理論(BigFive)に関する性格検査54項自,世論調査に用いられた項目等の調査をおこなった.そして,大学での質問紙配布による簡易な調査の結果および,大学でのWebを用いた調査の結果との比較をおこなった.
いずれの調査方法であっても,5因子性格理論に関する性格検査に関しては,なにをもって"能力θ"と考えるかに依存するため一概にはいえないが,一部,特異項目機能(DIF)項目と考えられるものが見られた.また,概ね,想定された5因子構造が再現されていたが,大学でのWebを用いた調査では6因子構造とした方があてはまりがよい傾向にあった.この点はWeb調査票の設計に起因する可能性が高いと考えられ,再調査をおこなった上で再度DIFの検討をおこなう予定である.
その他,今回用いた5因子性格理論に関する性格検査の項目は,英語版を日本語に翻訳したものであったが,同一項目を二通りの日本語に訳したところ,一部の項目で回答傾向に顕著な差異がみられた.なお,モニター登録者を対象としたWeb調査では,項目提示位置(リスト中,初期に提示された場合と,後期に提示された場合)によって,回答傾向に相違のある項目も見られたが,個数としては偶発的とも思われる水準であった.

URL: 

Published: 2005-04-17   Modified: 2016-04-21  

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