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2003 Fiscal Year Annual Research Report

歴史的市街地型の地区計画の運用実態・課題及び今後の展開の可能性に関する研究

Research Project

Project/Area Number 15760454
Research InstitutionKanazawa University

Principal Investigator

小林 史彦  金沢大学, 工学部, 講師 (70293371)

Keywords歴史的市街地 / 地区計画 / 町並み景観
Research Abstract

金沢市の歴史的中心市街地における地区計画策定地区及び類似条件をもつ未策定地区を対象として,調査票を用いた世帯調査を実施した。調査対象地区としては旧金沢城下に含まれる藩政期からの町家系の歴史的市街地である橋場町地区とし,そのうち地区計画策定範囲とその範囲外の比較分析を行なった.調査項目は,(1)町並み・住環境の評価,問題認識,必要な規制等,望ましい規制等の手法,(2)規制内容の認知,妥当性の評価,効果の評価,遵守実態,(3)規制等を望んでいる項目,規制等の手法,(4)世帯人員・タイプ・居住年数,住宅改善実績・意向,などである.
また,金沢市の歴史的中心市街地で,地域の独自条例による町並み景観保全が行なわれている地区として,金沢市こまちなみ保存条例に基づくこまちなみ保存区域を取り上げ,調査票を用いた世帯調査,及び現地観察による町並み景観の実態調査を実施した。調査対象区域は,旧金沢城下に含まれる全ての町家系の区域,すなわち,旧蛤坂町・泉寺町区域,旧新町区域,旧天神町区域,旧観音町区域の4区域とした.世帯調査の調査項目は,(1)町並み・住環境の評価,(2)規制内容の認知,効果,遵守実態,(3)町並み景観保全に関する行動,意識等,(4)世帯人員・タイプ・居住年数,住宅改善実績・意向などである.町並み景観の実態調査においては,調査対象区域内の道路に面する全ての建物のファサードを対象として,こまちなみ保存区域指定時点との変化の有無及びその内容の把握を行なった.

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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