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2004 Fiscal Year Annual Research Report

微生物由来チャネル形成毒素による宿主特異的細胞認識機構の解明

Research Project

Project/Area Number 15760588
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

山際 雅詩  岡山大学, 工学部, 助手 (00325078)

KeywordsBacillus thuringiensis / Cry毒素 / Jurkat / BIACORE / BBMV
Research Abstract

特異性の異なる2種類のCry毒素(双翅目昆虫特異的殺虫活性を示すCry4A,鱗翅目昆虫特異的殺虫活性を示すCry1Aaを用いて,BIACOREを用い,表面プラズモン共鳴を利用した.アカイエカ幼虫及びカイコより調整した中腸刷子緑膜小胞(BBMV)に対する結合実験を行った.その結果,両者は殺虫活性の有無に関係なく,カイコBBMVに結合しうることが,明らかになり,殺虫活性の決定は膜への結合の有無ではなく,膜への結合様式で決定されることが示唆された。
また,ヒト培養細胞特異的細胞損傷活性を示すCytoxについて,ヒト白血病ガン細胞Jurkatにおいて,MTTアッセイを行った結果,強い細胞損傷活性がみとめられ,さらに,抗カスパーゼ抗体,抗PARP抗体によるウエスタン解析により,CytoxがJurkatのアポトーシスを誘導することが示唆された。さらにDNA断片化も観察された。
さらに,プロテオミクスの手法を用いて,Cry4Aの標的昆虫であるアカイエカ幼虫よりBBMVを調整して,二次元電気泳動を行い,Cry4A陽性のスポットをゲルより切り出して,MS解析を行い,受容体候補タンパク質を探索した結果,シントロフィンαが第1候補タンパク質として示唆される結果を得ることができた。

  • Research Products

    (1 results)

All 2004

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] Functional analysis of two processed fragments of Bacillus thuringiensis Cry11A toxin2004

    • Author(s)
      Yamagiwa, M
    • Journal Title

      Biosci.Biotechnol.Biochem. 68(3)

      Pages: 1-6

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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