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2003 Fiscal Year Annual Research Report

テロメラーゼ導入ヒト角膜内皮細胞の再生角膜作製への応用

Research Project

Project/Area Number 15790977
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

臼井 智彦  東京大学, 医学部附属病院, 助手 (80282557)

Keywords再生医療 / 角膜 / 遺伝子導入 / 細胞移植
Research Abstract

本研究の第一の目的は、hTERT遺伝子導入によるヒト角膜内皮細胞の不死化細胞株の樹立である。本年度はまずヒト角膜内皮細胞の分離培養から開始した。輸入したヒト角膜よりデスメ膜を剥離し、エクソプラント法でヒト角膜内皮細胞の初代単離培養に成功した。次にhTERT遺伝手をクローニングし発現ベクター(プラスミド)の精製を行った。精製されたhTERT遺伝子はヒト培養角膜内皮細胞にリポフェクション法で遺伝子導入し、抗生物質によるセレクションで、遺伝子導入されたクローンのみを単離した。現在hTERT遺伝子を導入したヒト角膜内皮細胞の継代培養を進めている。また継代培養された角膜内皮細胞が、従来の角膜内皮細胞の特徴を持ち合わせているかどうか、角膜内皮特異的に発現している分子の発現の検討や、生理学的な機能的発現の実験を進めている。今後はまずhTERT遺伝子導入による長期的な角膜内皮細胞の継代培養を行い、不死化細胞株の樹立を目指したい。そしてその細胞株のcharacterizationが従来の角膜内皮細胞の機能を果たすことを確認したところで、その細胞を用いた再生角膜への応用利用を予定している。具体的には、まずhTERT遺伝子導入角膜内皮細胞をコラーゲンシートの上で培養し、それを水疱性角膜症モデルの動物に移植し、成績をみる予定である。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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