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2003 Fiscal Year Annual Research Report

ゲノム解析による口腔感染症のオーダーメード治療を目指した研究

Research Project

Project/Area Number 15791103
Research InstitutionNagasaki University

Principal Investigator

尾山 正高  長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助手 (50346912)

KeywordsIkk-gamma / Optineurin / ゲノム解析 / 口腔感染症
Research Abstract

1.被験者からの組織および末梢血の採取および保存
長崎大学歯学部附属病院を受診している歯周炎患者5名から末梢血および歯周組織を採取した。歯周組織は歯周外科手術時の切除した組織から得た。末梢血は遺伝子工学試薬を用いて処理し、ゲノムDNAを抽出し、調製液中にてフリーザーで保存している。回収した組織のうち半分はフェノール処理の後に分画から全RNAを回収し、調製液中にてフリーザーで保存している。残りの半分はパラホルムアルデヒドにて固定後、パラフィン樹脂に方埋して保存している。
2.DNA回収および遺伝子多型解析
遺伝子多型分析のための予備実験として、ゲノムDNAをテンプレートとして用いて遺伝子増幅および遺伝子塩基配列決定を行なうことが可能かどうかを確認した。すなわち、対照となる1サンプルを用いて各種プライマーによってporimerase chain reaction(PCR)法で遺伝子増幅が可能であることを示し、同時に対象とする遺伝子領域の塩基配列が全自動シーケンサーによって解読可能であることを確認した。なお、塩基配列の決定はダイレクトシークエンス法またはTAクローニング後にベクターに挿入した後でも可能であった。
3.Ikk-gammaおよびOptineurinの発現解析
1.および2.で対象としたIkk-gammaおよびOptineurin遺伝子の多型解析に先駆けて、Ikk-gammaおよびOptineurinの発現解析を行なう予定である。今年度はヒトおよびラットの両遺伝子をクローニングして発現ベクターに挿入した。またラットOptineurinについてはRACE法を用いてスクリーニングを行ない、スプライシングバリアントの検出に成功した。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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