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2003 Fiscal Year Annual Research Report

口腔粘膜下結合組織新生のティッシュ・エンジニアリングに関する形態免疫学的研究

Research Project

Project/Area Number 15791147
Research InstitutionThe Nippon Dental University

Principal Investigator

吉村 建  日本歯科大学, 新潟歯学部, 講師 (90297953)

Keywords結合組織 / ティッシュ・エンジニアリング / 細胞間シグナリング / 細胞生物学 / サイトカイン / 細胞外基質 / 成長因子
Research Abstract

1)マウス口蓋粘膜下組織内線維芽様細胞の分離初代並びに継代培養
8週齢マウス口蓋下粘膜組織片より線維芽様細胞の分離並びに継代培養に成功した。2〜3継代目のこれら細胞の走査電顕による形態学的観察においては、その殆どが線維芽細胞様で群間の形態的差異は見られなかった。
2)上記継代線維芽様培養細胞への各種生理活性物質刺激によるTypeIコラーゲン分解アッセイ
上記継代線維芽細胞様細胞において、LPS, IL-1にて刺激を行い、TypeIコラーゲン分解量の分析を行ったが、検出する事はできず、現在追試中である。
3)各種生理活性物質刺激後のFIZ法を用いたマウス由来線維芽細胞株のMMP局在の観察
マウス線維芽細胞株(Balb/3T3)を用い、LPS, IL-1,TGF-b刺激後のFIZ法を用いたMMP局在の観察を行った。細胞周囲には、微弱ながらもゼラチン消化をうかがわせる痕跡が見られ、TGF-b刺激後のこれら細胞周囲には他に比し、痕跡の径がやや大きくなる所見が得られた。
4)各種生理活性物質刺激後のFIZ法を用いたマウス口腔粘膜組織のMMP局在の観察
8週齢マウスの舌背組織をEagle培地で培養後LPS, IL-1,TGF-bにて刺激し、凍結組織切片作製の後FIZ法を用いたMMP局在の観察を行った。LPS, IL-1,TGF-bのいずれの群も粘膜下組織に強いゼラチン消化痕が見られた。
5)マウスに対する結合組織過形成実験モデル作製の検討
8週齢マウス背部皮膚に第三度熱傷ないし直径4mmの欠損をそれぞれ付与し、3,5,7日(14日以降は実験継続中)でそれぞれ屠殺し、皮下組織の結合織の観察を行った。実験7日後の皮下に増生を思わせる結合織像を見る事ができたものの、組織反応は依然強く、14日以降の組織像を観察・検討するべく、現在実験継続中である。

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Published: 2005-04-17   Modified: 2016-04-21  

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