2015 Fiscal Year Annual Research Report
パブリックアウェアネスを目的としたアクセシブルな災害情報呈示デザイン
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15F15052
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
馬場 哲晃 首都大学東京, システムデザイン学部, 准教授 (30514096)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
HAIMES PAUL 首都大学東京, システムデザイン学部, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2017-03-31
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Keywords | 災害情報提示 / UX / ウェブ / 地理情報 / 気象情報 / 災害情報 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,災害情報提示におけるUX向上を目的とした研究である. ヘイメズ氏は主に災害情報マップにおけるユーザアウェアネスを目的としたインタラクションデザインをこれまで研究してきた.地震震度と地図上のマッピング表記に代表されるように,災害情報において,空間的把握と情報へのアクセス手法はこれまで多くの事例がある.これまでは集計されたデータを一方的にユーザに提示するものがほとんどであったが,近年のユーザの状況に合わせて提示手法を変更する,いわゆるレスポンシブデザインを用いたものは少ない.また,一般ユーザを想定したユーザビリティやユーザエクスペリエンスの観点からウェブ上の防災情報UIに関して,評価検討を行ってきた研究は少ない.
本年度を通じて論文による成果発表のみならず,幾つかのアプリケーションを公開し,そのフィードバックを得るに至った.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
論文誌に2本の掲載及び,hazards.jp ウェブサイトの立ち上げ,アプリケーション作成等,次年度の評価に向け地盤を整えた.
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Strategy for Future Research Activity |
hazards.jpをベースに時間経過アーカイブを軸としたアプリケーションの作成や,UX向上の為のサービス提供を行う予定である.
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Research Products
(4 results)