2015 Fiscal Year Annual Research Report
合成プロモーターを用いた感染応答の分子マーカー群の開発
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15F15088
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
山本 義治 岐阜大学, 応用生物科学部, 教授 (50301784)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MOST. HUSHNA ARA NAZNIN 岐阜大学, 応用生物科学部, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2017-03-31
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Keywords | 合成プロモーター / 過酸化水素 / 植物ホルモン応答 / レポーター遺伝子 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究室が保有する過酸化水素応答のマイクロアレイデータをもとに転写制御配列の予測を広範囲に行った。並行して、公開されている感染応答、ストレス系植物ホルモン応答のマイクロアレイデータを取得し、転写制御配列予測を行い、過酸化水素応答の予測エレメントとオーバーラップするものを検索、分類していった。そして、幅広い応答をカバーできるように留意しながら過酸化水素応答/感染応答/植物ホルモン応答が期待される合成プロモーターを20~30程度作成した。作成した合成プロモーター~レポーター遺伝子(RLUC系のナノランタン)の融合遺伝子をシロイヌナズナへ導入する作業を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
とくにトラブルもなく研究は順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、合成プロモーターを導入した組換えシロイヌナズナをライン化し、過酸化水素、ストレス系植物ホルモン、感染、等に対する転写応答を解析していく。
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