2019 Fiscal Year Annual Research Report
How does grammar emerge in the human brain?: An insight from the East Asian comparative cognitive neuroscience of language
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15H01881
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
酒井 弘 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (50274030)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
馬塚 れい子 国立研究開発法人理化学研究所, 脳神経科学研究センター, チームリーダー (00392126)
大関 洋平 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (10821994)
Verdonschot RG 広島大学, 医系科学研究科(歯), 助教 (30756094)
尾島 司郎 横浜国立大学, 教育学部, 准教授 (40404959)
広瀬 友紀 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (50322095)
今井 むつみ 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 教授 (60255601)
星野 徳子 津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (70609841)
折田 奈甫 東京理科大学, 理工学部教養, 講師 (70781459)
小野 創 津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (90510561)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 言語学 / 認知科学 / 脳・神経 / 実験系心理学 / 国際研究者交流 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度は研究成果の国際学会発表、国際ワークショップ招待講演、国際的学術誌投稿を実施した。(1)音韻体系の脳内表示に関する脳波計測研究について、国際学術誌Brain Researchに論文が掲載された。(2)Evidential ExpressionとModal Expressionの語用論的処理に関する脳波計測実験の成果を国際学会Experimental Pragmatics 2019、Sinn und Bedeutung 2019において発表した。また、国際ワークショップExploring Interface #1: Grammatical Theory and Neurolinguisticsにおいて招待講演を実施した。(3)文法的情報と語彙的情報に基づく予測処理の神経基盤を探る脳波計測実験の研究成果について、台湾国立中央大学コロキアムにおいて講演を行なった。またこの研究の展開として脳磁計を用いた言語処理の脳磁図計測実験を実施し、現在データを分析中である。(4)日本語動詞の時制屈折形態処理における方向性に関する計算モデル研究の成果を国際学会SIGMORPHON6において発表し、学会予稿集に論文を掲載した。(5)視線計測を使用した日本語語彙処理における予測効果に関して,研究成果を国際学会AttLis ESLPにおいて発表した。(6)アスペクト意味処理に関する読文時間計測実験の結果を国際学会MAPLL2019において発表して論文を予稿集に掲載するとともに、国際学術誌Glossaに投稿して査読中である。(7)期間全体の研究成果についてレビューを受けるため、メリーランド大学のColin Phillips教授を招聘し、情報交換・意見交換を実施した。情報交換の一部を国際学会MAPLL2019における招待講演として公開した。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(11 results)