2017 Fiscal Year Annual Research Report
Analysis of Flow Control Authority of DBD Plasma Actuator in Practical Use
Project/Area Number |
15H02324
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Research Institution | Tokyo University of Science |
Principal Investigator |
藤井 孝藏 東京理科大学, 工学部情報工学科, 教授 (50209003)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
関本 諭志 東京理科大学, 工学部情報工学科, 研究員 (50783817)
安養寺 正之 九州大学, 応用力学研究所, 協力研究員 (70611680)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | プラズマアクチュエータ / 流体制御 / 空力性能 / 失速制御 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度として,当初の目標のうち残されていたフィードバック制御課題の数値シミュレーションと実験,ピッチング翼の実験(数値シミュレーションはすでに実施済み)を中心に研究を進めた. フィードバック制御は試験の制限や計算負荷から複数の固定迎角での実施とした.翼面上一点での圧力およびその変動をセンシングデータとしたフィードバック制御をLES手法を利用した数値シミュレーションと小型風洞での実験により試みた.数値シミュレーション面では,これまでの研究で明らかにしてきた各迎角において適切なアクチュエータ設定パラメータが自動的に生成されることが明らかとなった(AIAA 2017-3565).また,センサーデータ制御をオンにする閾値を予め設定する必要がない手法を新たに開発し,制御性能を向上させた(AIAA 2018-1059).実験面では,ディープラーニングの手法を用いて自ら試行データをもとに最適なアクチュエータ設定パラメータを導出する手法を開発した(2018夏のAIAA会議にて発表予定). 最終年度として,3年間の主たる研究成果を過去の研究成果も含めたReview記事としてApplied Science誌に投稿した.3月末にアクセプトされ,4月1日付けで公開されている. ピッチング翼については,その後の数値シミュレーション成果をAIAA 2018-1550として,実験の成果をAIAA 2018-1551として米国航空宇宙学会Scitechシンポジウムにおいて発表した.一蓮の運動において,それぞれの有効迎角を対象とした固定迎角での最適なアクチュエータ設定パラメータが有効となることが明らかとなった.限られた設定条件での成果なので,時間遅れやセンサーを利用した最適制御などは今後の課題として継続して研究を進めていく.
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(29 results)