2018 Fiscal Year Annual Research Report
Exploration of the mechanism of rural development in East Africa
Project/Area Number |
15H02619
|
Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
大塚 啓二郎 神戸大学, 社会システムイノベーションセンター, 特命教授 (50145653)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村岡 里恵 国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, 社会科学領域, 任期付研究員 (00760753) [Withdrawn]
山内 慎子 政策研究大学院大学, 政策研究科, 准教授 (50583374)
木島 陽子 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (70401718)
松本 朋哉 小樽商科大学, 商学部, 教授 (80420305)
|
Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
Keywords | 貧困 / 農業 / アフリカ / 農村 / 技術普及 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では東アフリカの農村経済の発展メカニズムを包括的に明らかにすることを目的に、これまで政策研究大学院大学の研究者を中心とする研究チームが推進してきた「RePEAT(Research on Poverty, Environment, and Agricultural Technology)プロジェクト」を継続・拡張して現地調査を行うこと及び、そこから得られたユニークなデータを元に貧困削減・農村開発などの開発政策の策定に資する新しい知見を世界に発信して行くことを目指している。このRePEATプロジェクトでは、東アフリカ農村家計を対象に2003年より訪問調査を行い、同一家計の家族構成、生産、消費、投資行動などを数年置きに詳細に記録するパネルデータを構築してきた。このパネルデータ(RePEATデータ)は、それを分析に利用することで経済活動などの異時点間の変化を家計間で比較することが可能になるため、技術、環境あるいは政策が家計に与える効果を評価するのに非常に有用である。RePEATデータは、現在対象家計が4000件を超え、調査の継続年数は約15年に及び、サブサハラ・アフリカに関する家計調査では他に類を見ないデータとなっている。 本年度の研究実施計画では、このRePEATパネルデータを分析し、国際学術雑誌への掲載を目指し論文を執筆すること及び国際学会等で研究成果を報告し、新たに得られた知見を広く世界に知らしめることとしていた。計画通り調査データの解析が進み、本研究代表者及び分担者が執筆した論文が、査読付き国際学術雑誌に本年度新たに10本(本年度掲載済み論文および掲載予定の論文を含む)掲載された。また、国際学会等で8回の研究報告を行った。それらに加え、国際学雑誌への投稿中の論文も複数あり、近い将来それらの多くが掲載されることが期待される。
|
Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(20 results)