2017 Fiscal Year Annual Research Report
Elucidation of the effect of phenylpropanoid improving brain function by gut-brain interractions
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15H02894
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
小林 彰子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (90348144)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 正仁 金沢大学, 医学系, 教授 (80191336)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | アルツハイマー病 / ロスマリン酸 |
Outline of Annual Research Achievements |
ポリフェノールにはアルツハイマー病(AD)を予防する疫学的知見が報告されているが生体内でのメカニズムは不明なことが多い。ADモデルマウスに、ロスマリン酸(RA)を摂食させると、脳内アミロイドβ(Aβ)の凝集が抑制された。本マウス脳のトランスクリプトミクスによりRA群において、脳内でAβ凝集抑制活性を有する化合物濃度が上昇する可能性が示唆された。野生型マウスを用いた試験では、RA摂食によりこの化合物の濃度が上昇し、さらにその分解酵素の抑制が示唆された。以上の結果からRA摂食により脳内においてAβ凝集抑制活性を有する化合物の濃度が上昇することにより、ADを予防している可能性が考えられた。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)