2018 Fiscal Year Annual Research Report
Phonetic classification of voice qualities based on production mechanisms
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15H03207
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Research Institution | Health Sciences University of Hokkaido |
Principal Investigator |
榊原 健一 北海道医療大学, リハビリテーション科学部, 准教授 (80396168)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 良子 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (20347785)
後藤 多嘉緒 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20735930)
河原 英紀 和歌山大学, 学内共同利用施設等, 名誉教授 (40294300)
牧 勝弘 愛知淑徳大学, 人間情報学部, 教授 (50447033)
齋藤 毅 金沢大学, 電子情報通信学系, 助教 (70446962)
山川 仁子 尚絅大学, 文化言語学部, 准教授 (80455196)
天野 成昭 愛知淑徳大学, 人間情報学部, 教授 (90396119)
山内 彰人 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 耳鼻咽喉科医師 (90612507)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 音声学 / 声質 / 音声記号 / 音響分析 |
Outline of Annual Research Achievements |
声質記述に関連する音響分析方法として,準周期振動や,非周期振動を記述するために,基本周波数の上位概念である,周期性ベクトルを定義し,分析方法を提案した.新しい分析方法により,声質生成における声帯-仮声帯発声や,声帯-披裂部発声における,整数比での連成振動によって生じる準周期振動の物理現象と音響分析における特徴量との対応付けが可能となった.基本周波数は,音声信号の周期性を基本波の周波数としてスカラー値に表すが,周期性ベクトルは,準周期運動など複数の周期性が混在している声質に関して,て各周期性の周波数と支配度とが各々ベクトルで記述される.これにより音声における準周期発声に関して,生理学的メカニズムと音響的特徴の対応がつけることが可能となった.
また,声質における最も一般的なパラメータであるtense-lux (緊張-弛緩)のパラメータについて,発声の基本周波数と,発声の強さに関して,歌声でどのように連続的に変化をするかを調べ,音声学において声質がどのように他の特徴量と関連するかについて検討を行った.
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)