2017 Fiscal Year Annual Research Report
A corpus-based multi-level analysis of spoken French produced by pre-advanced Japanese learners of French
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15H03227
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
Detey Sylvain 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (00548927)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
近藤 眞理子 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (00329054)
杉山 香織 西南学院大学, 文学部, 准教授 (00735970)
川口 裕司 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (20204703)
川島 浩一郎 福岡大学, 人文学部, 教授 (60389335)
秋廣 尚恵 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授 (60724862)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | Intermediate fluency / Japanese Learners / Spoken French / Multi-level analysis / Corpus |
Outline of Annual Research Achievements |
2017年度は、コーパスの仕上げとデータ分析を行った。以下、詳細を挙げる。 Transcriberを使用し、語彙・文法アノテーション付きの転写をほぼ完成させた。 コーパス全体の調整を始めた (タグ、語彙項目)。音韻面については、Archean Technology の Archean Research & Development の研究者であるLionel Fontan博士とMaxime Le Coz博士と連携協力して、知覚評価と自動評価を比較しながら流暢さ (発話の速度、テンポ、フォルマントのトランジション) の評価を行った。語彙・文法面については、複文に関する研究、提示詞に関する研究、時制に関する研究を行った。本研究課題に関連し、3つのワークショップを早稲田大学で開催した。1) 2017年9月:Maxime Le Coz博士 (Archean Technologies) (京都大学で行われたCommission Asie Pacifique - Federation International des Professeurs de Français 大会においても発表を行った)、2) 2017年9月: Hava Shyldkrot博士 (Tel Aviv大学)、3) 2017年10月:Jacques Durand博士 (Toulouse Jean Jaures大学 & Institut Universitaire de France)。また、パリにてInterphonologie du Francais Contemporain 2017大会(Jean-Luc Nespoulous博士(Universite de Toulouse Jean Jaures et Institut Universitaire de France)をkeynote speakerとして招聘)を共同開催した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2017年度は2015年度と2016年度に行われた録音の転写作業に専念するとともに、これまで行われてきた分析を精緻化した。
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Strategy for Future Research Activity |
2018年度は、アノテーションが付与されたデータの分析を進め、その結果を発表することを中心に行う。具体的には、以下の通りに進める。Corentin Barcat氏 (東京外国語大学、指導教官:川口裕司)は博士論文執筆に向け、中上級学習者によるフランス語の使用の相違点に関するアノテーションを精緻化する。また、データベースの設置、及びアノテーションにむけた構文分析プログラムの開発については、Archean Technology の研究者であるLionel Fontan博士、Maxime Le Coz博士と連携協力する。流暢さに関する自動評価について、英語学習者の自動評価の手法(近藤眞理子)と比較しながら、Lionel Fontan博士、Maxime Le Coz博士と連携協力して調査を進める。ジュネーヴ大学のRacine博士と共同でシュワの分析を行う。語彙・文法面については、談話連結に関する日仏対照研究、学習者の談話連結の使用の分析(秋廣尚恵)、定冠詞と指示形容詞の違いに関する研究、および複合過去と半過去の違いに関する研究 (川島浩一郎)、提示詞 ; "c’est";のディスコースマーカー的用法に関する研究、および発話副詞の分析 (杉山香織) を進める。研究結果を学会や論文で発表する。
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Research Products
(19 results)
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[Presentation] Le traitement du schwa dans IPFC : codage, decodage et illustration avec des donnees du projet IPFC-Suisse2017
Author(s)
Isely, R., Racine, I., Detey, S., Andreassen, H., Eychenne, J.
Organizer
IPFC2017
Int'l Joint Research
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