2017 Fiscal Year Annual Research Report
Japanese perspectives of Ireland in the construction of Japanese colonialism, and the view from Ireland and Korea, ca.1870-1950
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15H03234
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Research Institution | Musashino University |
Principal Investigator |
齋藤 英里 武蔵野大学, 経済学部, 教授 (50248663)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山倉 和紀 日本大学, 商学部, 教授 (10267007)
崎山 直樹 千葉大学, 国際教養学部, 講師 (10513088)
小川原 宏幸 同志社大学, グローバル地域文化学部, 准教授 (10609465)
伊藤 俊介 福島大学, 経済経営学類, 准教授 (10737878)
P・A・C オコーノ 武蔵野大学, 人間科学部, 教授 (20308034)
高神 信一 大阪産業大学, 経済学部, 教授 (30268239)
後藤 浩子 法政大学, 経済学部, 教授 (40328901)
尹 慧瑛 同志社大学, グローバル地域文化学部, 准教授 (70376838)
森 ありさ 日本大学, 文理学部, 教授 (80349943)
加藤 道也 大阪産業大学, 経済学部, 教授 (80389973)
愼 蒼宇 法政大学, 社会学部, 准教授 (80468222)
山田 朋美 工学院大学, 教育推進機構(公私立大学の部局等), 助教 (80734467)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 比較史 / 植民論 / アイルランド / 朝鮮 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、2016年の国際シンポジウムの結果、北アイルランドのクィーンズ大学から研究援助のオファーを受け、3月12日にクィーンズ大学にて‘Ireland in East Asia: Nationalism, Colonialism, Imperialism’と題するシンポジウムを行った。日本人から見たアイルランド観、アイルランド人の眼から見た日本観を “From Analogy to Comparison: Japanese Views on Ireland and Korea in the 1910s-1920s”(齋藤、代読オコーノ)、 “ Encountering the Exiles: Irish-Americans and the Japanese world view in the late 19th century”(崎山)、“Gatekeepers without portfolio: Irish journalists in East Asia, ca.1900-1941”(オコーノ)の3報告によって分析した。質疑応答では、アイルランドとインドの民族運動の影響関係を研究している現地の研究者から、インド観との比較の重要性等、多くの助言を得ることができた。 研究会は4回開催した。通算第7回研究会では、研究成果発表を実現するための各分担研究の調整・すり合わせ、クィーンズ大学シンポの計画立案を行った。第8回研究会では、高神による報告「アイルランド総督府:総督府の構造とアイルランド総督、担当大臣、担当次官、官僚について」が行われた。第9回研究会では、加藤による報告「「植民地官僚の統治思想について」、後藤による報告「政治経済学と19世紀のウィッグ思想:ナッソウ・シーニアとトレヴェリアンのアイルランド論から」が行なわれた。第10回研究会はベルファストでの報告ペーパーの検討を行った。 また、名古屋市立大学・中村伸子教授の科研費研究と共催で、在日朝鮮人と在英アイル人の比較について、国際シンポジウムを開催した。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(13 results)