2018 Fiscal Year Annual Research Report
Empirical Studies of Political Reform and Political Order in the Middle East
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15H03308
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Research Institution | Ryukoku University |
Principal Investigator |
濱中 新吾 龍谷大学, 法学部, 教授 (40344783)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高岡 豊 東京外国語大学, その他部局等, 非常勤講師 (10638711)
山尾 大 九州大学, 比較社会文化研究院, 准教授 (80598706)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 世論調査 / シリア難民 / 宗派主義 / 支持態度 |
Outline of Annual Research Achievements |
イスラエル調査、シリア難民調査、イラク調査の成果から、政権・政党・党派支持の構造分析およびイスラーム思想分布の経時比較または通時比較した実証分析を行った。この成果は2018年度日本中東学会の企画セッションパネル「紛争地における地域研究の方法およびその成果」において、「世論調査における中東地域研究の回顧と展望」(濱中新吾)、「紛争下のシリアについての調査と課題」(髙岡豊)、「地域研究と政治学を架橋する:イラクを事例に」(山尾大)として報告された。 またシリア難民調査研究でパネルを組み、International Political Science Associationの第25回国際大会で報告した。Political Change and Migration from the Middle Eastと題したパネルで、"The Inconvenient Facts Hindering a New Approach to Refugee Assistance Program"(濱中)、"Experience and Consciousness of Migration among Arab Citizen"(髙岡)が報告している。この報告論文はAnnals of Japan Association for Middle East Studiesの特集(Special Issue)として掲載されることが決定している。 また成果報告という点では、本研究計画は過去の共同研究プロジェクトの総決算的位置づけを持つ。過去の共同研究で蓄積された中東世論調査による単著・共著論文をもとに研究書の出版が可能であるので、平和構築および国家の再建に関わる比較政治学上の知見を深め、その研究水準を向上させることを目的に『中東諸国民の国際秩序観(仮)』を刊行することが決まっている。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(21 results)