2017 Fiscal Year Annual Research Report
A Reconstruction of the Theory of Foreign Policy in North Korea
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15H03326
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Research Institution | Nanzan University |
Principal Investigator |
平岩 俊司 南山大学, 総合政策学部, 教授 (10248792)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
星野 昌裕 南山大学, 総合政策学部, 教授 (00316150)
崔 慶原 九州大学, 韓国研究センター, 准教授 (00637382)
礒崎 敦仁 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 准教授 (40453534)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 北朝鮮 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究代表者及び研究分担者が個別に論文執筆や研究報告を行ったほか、南山大学アジア・太平洋研究センターとの共催により研究体制全体による公開シンポジウム「北朝鮮外交論の再構築」を開催した。礒﨑が「北朝鮮外交と国内政治」、崔が「北朝鮮外交と韓国」と題する報告を行った後、星野と平岩が討論を行うことで、研究成果の一部を公表した。 研究体制による国外出張は、韓国、中国、英国、ベトナムなど各国に及んだ。韓国では南北接近に関する韓国側の思惑について、メディア関係者や外交当局者に意見聴取を行ったほか、韓国の研究機関及び政府機関でも意見交換を行った。また、北韓大学院図書室や韓国外交史料館で資料調査を実施した。中国においては、北朝鮮問題に関する中国側の思惑について、中国に長期滞在する関係者と意見交換を行った。英国においては、The National Archives United Kingdomで北朝鮮外交論に関するファイル、とくに北朝鮮‐イギリス関係に関するファイルを重点的に調査した。ベトナムでは、ベトナム社会科学院で北朝鮮外交に関する研究会を開いたほか、シンガポールなどでは北朝鮮外交関係者との意見交換も実施することができた。北朝鮮外交論に関する多様な知見を得たほか、北朝鮮外交に関する多様な資料、とりわけ北朝鮮内政と外交のリンケージを示し得る内部資料や、1980年代における南北関係に関する外交文書などを入手することができた。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(10 results)