2018 Fiscal Year Annual Research Report
Empirical Research on formation of Social Work practice theory
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15H03439
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
上野谷 加代子 同志社大学, 社会学部, 教授 (40123583)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山井 弥生 (斉藤弥生) 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (40263347)
所 めぐみ 関西大学, 人間健康学部, 教授 (00411281)
石黒 暢 大阪大学, 言語文化研究科(言語社会専攻、日本語・日本文化専攻), 准教授 (20273740)
野村 裕美 同志社大学, 社会学部, 准教授 (90411058)
羅 みんきょん 佐賀女子短期大学, その他部局等, 准教授 (50758315)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | ソーシャルワーク / 主体形成ー構造変革モデル / 共同生産モデル / 組織間協働 / ケースメソッド / ビネット |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は本研究の最終年度であった。主に、研究成果のまとめと、研究者(実践者を含む)ともに、評価のため、公開研究会を実施することを目指した。具体的に最終年度は①研究成果のまとめ、②公開研究会の開催、そして③出版に向けた準備を行う計画であった。 ①研究成果のまとめに向け、今年度は2回の研究会(11月と1月)を開催した。研究会では、国内外(大韓民国・中国・宮崎・滋賀)における市民活動支援(組織間協働:メゾソーシャルワーク)や、個別支援(ミクロソーシャルワーク)の在り方について議論を行った。その結果として、論文2篇、3冊の図書への執筆11篇、学会発表6回(うち1回は海外における発表)を行った。 ②公開研究会は、2019年2月20-21日大韓民国・プサンにおいて行った。20日は、現地ソーシャルワーカー約30名を対象に、ビネットを用いたソーシャルワーカーパワーアップ研究会を実施したうえで、ケースメソッドの教授法としての可能性についての議論も行った。21日は、政策レベルでの高度な議論を、韓国慶南発展研究院々長含め5名とともに行った。 ③出版に向けては、出版社を決定し、執筆構成を組み、執筆陣を策定した。2019年度中の刊行を目指し、鋭意進展中である。それに加え、最終年度であることを鑑み、主体形成ー構造変革モデルの仮説を証明すべく、「コミュニティに強いソーシャルワーカー研修(一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟主催)」のプログラムおよび研修方法の開発をした。その結果検証については、今後実施する予定であり、今後の課題である。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(12 results)