2017 Fiscal Year Annual Research Report
Mechanisms of mRNA alternative splicing and ABA-responsive phosphosignaling
Project/Area Number |
15H04383
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
梅澤 泰史 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (70342756)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平山 隆志 岡山大学, 資源植物科学研究所, 教授 (10228819)
坂田 洋一 東京農業大学, 生命科学部, 教授 (50277240)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | アブシシン酸 / スプライシング / プロテインキナーゼ / 乾燥耐性 / リン酸化 |
Outline of Annual Research Achievements |
アブシシン酸(ABA)は、植物のストレス応答を司る重要な植物ホルモンである。ABA シグナル伝達経路では、タンパク質のリン酸化が重要であり、申請者らはABAに応じてリン酸化される複数のmRNAの選択的スプライシングに関わる因子を発見した。そこで、選択的スプライシングを網羅的に解析するため、ABA処理を施したシロイヌナズナ野生型およびSnRK2欠損変異体から抽出したRNAを用いてシーケンス解析を行った。今年度はデータ解析を進め、トランスクリプトームとスプライスバリアントの解析結果をまとめた。その結果、170種以上のスプライスバリアントが、ABAシグナルによって制御されることを発見した。また、それらはABAシグナル伝達の中枢因子の一つであるSnRK2プロテインキナーゼによる制御を受けることも明らかにした。現在、得られたバリアントの確認を進めるとと もに、シロイヌナズナ種子由来のRNAについても同様の解析を進めている。さらに、シロイヌナズナの種子についても、休眠種子および休眠打破処理を施した種子についてスプライシングの解析を行った。 また、本年度は代表者および分担者を併せて4件の原著論文を出版するとともに、17件の学会発表を行った。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(21 results)
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[Presentation] Comparative phosphoproteomic analysis of abscisic acid response mutant of Physcomitrella patens2018
Author(s)
Yurie Hara, Shinnosuke Ishikawa,Anna Amagai, Mayuri Kuwamura, Fuminori Takahashi, Saho Mizukado, Naoyuki Sugiyama, Yasushi Ishihama, Daisuke Takezawa, Yoichi Sakata, Kazuo Shinozaki, Taishi Umezawa
Organizer
第59回日本植物生理学会年会
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