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2019 Fiscal Year Annual Research Report

Elucidation of evolution toward land plants based on genome sequene of every charophycean order

Research Project

Project/Area Number 15H04413
Research InstitutionKanazawa University

Principal Investigator

西山 智明  金沢大学, 学際科学実験センター, 助教 (50390688)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 土金 勇樹  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特任研究員 (20434152)
Project Period (FY) 2015-04-01 – 2020-03-31
Keywordsコレオケーテ / 遊走子 / シャジクモ / ミオシン
Outline of Annual Research Achievements

コレオケーテCACC0493株を用いて遊走子形成の実験を再現し、遊走子形成のタイムコースサンプルについてRNAを抽出し、High throughput cDNAシーケンシング解析を行った。今後、このデータを解析することにより、ゲノムが未公開の最後の系統であるコレオケーテについてより高精度の理解が得られると期待される。
ストレプトファイツ類の特徴の一つは鞭毛基部装置が多層構造(MLS)を持つことおよび、2本の鞭毛がほぼ並行につくという特徴を持つ。しかし、鞭毛は、接合藻類、被子植物、針葉樹・グネツム類では独立に失われている。ストレプトファイツ類の最初期に分岐した、メソスティグマ、クロロキブスのゲノムデータについて、精子形成に関与する遺伝子の検索を行い断片的にホモログを検出した。
ストレプトファイツ類の中で、シャジクモ類は数cm乃至数十cmにもなる巨大な細胞を作り、細胞内を速い原形質流動で物質を輸送していることが知られている。この輸送に関与するモーターの候補であるミオシンIX遺伝子の構造について解析し、遺伝子予測が不正確であった遺伝子についてRNA-seqのデータと比較してほぼ完全な構造を再構成した。その上でストレプトファイツ類におけるミオシンIX遺伝子系統解析を行いその進化について考察した。シャジクモ類のミオシンは陸上植物のミオシンとは独立に遺伝子重複により遺伝子数が増加し、そのうち速い動きに関わると推定される一群では特に進化速度が増大し、またコードされている蛋白質の大きさが大きくなったことがわかった。

Research Progress Status

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2021-12-27  

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