2017 Fiscal Year Annual Research Report
A basic study for the development of stem cell-cytokine therapy aimed at the enhancing periodontal tissue regeneration effect.
Project/Area Number |
15H05034
|
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
北村 正博 大阪大学, 歯学研究科, 准教授 (10243247)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村上 伸也 大阪大学, 歯学研究科, 教授 (70239490)
柳田 学 大阪大学, 歯学研究科, 招へい教員 (80379081)
|
Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
Keywords | 歯周病 / 再生 / 再生 / 幹細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
マウス歯根膜細胞(MPDL)とフィブリン製剤、2~3%アテロコラーゲンおよびハイドロキシプロピルセルロース(HPC)およびβ-3リン酸カルシウム(β-TCP)を組み合わせ作成した移植材の中から臨床的な操作性と賦形性に優れた移植材を選定し、移植材中におけるMPDLの細胞数および生存率をコンフォーカル顕微鏡で検討した。その結果、MPDLとフィブリン製剤を組み合わせた移植材が細胞数および細胞生存率ともに最も高かった。そして、β-TCP基材とする移植材では、β-TCPの顆粒表面への細胞接着が認められ細胞生存率も中程度であったが、移植材に含まれる細胞数は少なかった。一方、アテロコラーゲンやHPCを含む移植材は細胞生存率が低い傾向が認められた。 脂肪組織由来間葉系幹細胞(ADSC)、骨髄由来間葉系幹細胞(BMSC)およびヒト線維芽細胞(FB)を無血清培地で培養後、回収した培養上清(ADSC-CM、BMSC-CM、FB-CM)中のタンパク質をショットガンプロテオーム解析を用いて網羅的に解析した。その結果、ADSC-CM、BMSC-CM、FB-CMにはそれぞれ437、618、474種のタンパク質が検出され、各上清に特異的に検出されたタンパク質はそれぞれ21、191、57種であった。そして、ADSC-CMおよびBMSC-CMにおいて、FB-CMに比べPeriostinが多く検出された。 ビーグル犬の歯槽骨裂開および開窓モデルを用いて、0.3%線維芽細胞増殖因子(FGF-2)の歯周組織再生効果を検討した。その結果、開窓モデルではHPCのみを投与した対照群に比べFGF-2投与群において骨再生が観察された。一方、裂開モデルではFGF-2投与群の一部に歯槽骨再生が認められたが、全体的には両郡とも著明な骨再生は認められなかった。
|
Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(9 results)