2017 Fiscal Year Annual Research Report
NICU看護師に対する小児在宅療育移行支援推進プログラムの構築
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15H05087
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
中山 美由紀 大阪府立大学, 看護学研究科, 教授 (70327451)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 彩子 兵庫県立大学, 看護学部, 准教授 (10425449)
岡本 双美子 大阪府立大学, 看護学研究科, 准教授 (40342232)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | NICU / 在宅移行 / 教育プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は先行課題で開発したプログラムの改良と在宅療育移行支援推進リーダーとなる人材を養成するアドバンスコースの開発と評価を目的として、①NICUから在宅療育移行支援に関する看護実践能力の獲得を目指した既存のプログラムを改良し、そのプログラムの実施評価からベーシックコースの開発をする。②NICUという組織における小児在宅療育移行支援の課題を明らかにし、組織改革を実施するにあたり必要な教育内容を検討し、在宅療育移行支援推進リーダーとなる人材を養成するアドバンスコースの開発をする。①②を実施することにより、NICU看護師に対する在宅療育移行支援推進プログラムの構築を行うことである。 平成29年度は①のベーシックコースの評価を行った。本コースを修了した受講生たちの家族実践能力は向上し、在宅移行に取り組む実践能力は向上したといえる。その成果報告として学術学会にて発表した。論文投稿は次年度に行う予定である。本コースの追加の項目として実施しているシミュレーション教育のシナリオのテストを何度も実施し改良している段階である。次年度にはその効果の評価を実施し、ベーシックコースの統合プログラムとしてを完成させる予定である。また②のアドバンスコースは昨年度実施した調査をもとにプログラムの内容を検討し、開始した。本コースは在宅移行におけるチームアプローチによる支援に焦点をあて、NICU在宅移行チームのリーダーを対象に実施している。本プログラムの受講生は1回20名程度としているため次年度に第2回目を実施し、その評価を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
臨床との調整に時間がかかり、①ベーシックコースにおけるシミュレーション教育プログラムの統合が臨床との調整などで十分に進めなかった。また、②アドバンスコースの開始が平成29年度後半になってしまった。本コースの終了予定が最終年度の途中となるため評価を含めての終了が遅れる見込みである。
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Strategy for Future Research Activity |
①のベーシックコースは、方法論を固めるため研修などにも参加し、シナリオのテストを繰り返している段階である。臨床との意見交換は十分に行われているため、進めることが可能と考える。 ②のアドバンスコースは開始が遅れたが、プログラムは順調に進んでいるので、その評価をプログラム終了後すぐに実施する体制を整えることで対処できると考える。
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Research Products
(4 results)