Development of a participatory assessment web tool for comprehensive daily life summary to promote community care

2017 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 15H05095
• Research Institution: Osaka University
• Principal Investigator: 山川 みやえ 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (80403012)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 足立 浩祥 大阪大学, キャンパスライフ健康支援センター, 准教授 (00303785) ; 今野 理恵 関西国際大学, 保健医療学部, 教授 (10341372) ; 周藤 俊治 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (30420748) ; 室谷 牧子 関西医療大学, 保健看護学部, 講師 (80717645)
• Project Period (FY): 2015-04-01 – 2019-03-31
• Keywords: 認知症 / 在宅ケア / 学習 / ウェブツール

Outline of Annual Research Achievements

認知症者ができるだけ長く在宅で暮らすには、認知症者本人を中心として家族介護者や在宅支援に従事するスタッフが同じ目標をもち、病気を理解しながら認知症者と家族の日常生活全体に対する初期からの適切なサポートが欠かせない。しかし、医学的知識を持たない家族介護者やスタッフの経験や知識の不足により症状を増悪させ介護負担が増加し、在宅ケアが継続できない場合が多い。申請者は既に「若年性認知症ケア関係者に対する問題同定型ケアサポートシステム」を開発した。本研究では、それをさらに発展させ、家族介護者や在宅支援スタッフの認知症ケアへの参加を促し問題を共有できるケアサポートデータベース（以下、データベース）を開発し、その効果を検証することである。
本年度は、昨年度に認知症本人からのデータベースへのフィードバックを受け、さらに教育的な内容にするための工夫を検討し、枠組みの再構成をおこなった。

Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

若年性認知症のアセスメントツールのピアヒアリングを行う最中に、認知症本人の意見によって大幅に内容を追加することになったため。

Strategy for Future Research Activity

急ピッチでアセスメントツールを作成することとする。来年度は、エキスパートパネルを今まで以上に開催し、開発のスピードをあげることとする。